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ノーベル平和賞を受賞したICANの活躍により、昨年9月、核兵器禁止条約が制定されました。核兵器の全面廃止と根絶を目的として制定されたこの条約ですが、平和的目的での原子力の保有は禁じていません。「平和的目的」とはどの範囲を指し、どのように担保するのでしょうか?未来を担う私達学生に何ができるのでしょうか?
私達学生は、被爆者の声を後世に伝えていくことができる最後の世代です。戦後73年を迎えるこの夏、改めて「核」を取り巻く問題に向き合い、これからの核時代の国際情勢を三人の登壇者とともに考えていきます。
2018年8月28日(火)
13:30〜16:30(開場13:15)
渋谷区
国立オリンピック記念青少年総合センター 東京都渋谷区代々木神園町3-1
本シンポジウムは、核を取り巻く国際情勢に興味のある全ての人が対象です。シンポジウムに先立ち、背景知識の共有から内容を始めますので、知識はまだないが、興味はあるという方でも参加していただけます。
高校生・大学生・社会人、全ての皆様のお越しを心よりお待ちしております。
1. FaceBookイベントページの「参加予定」をクリック
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2. 下記申込みフォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd1HPAzqF0QzmDBtrq8SkxYLbF6rIgIWGGqn5tvkwok5L-OCA/viewform
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本シンポジウムは第64回国際学生会議が主催します。国際学生会議では、毎夏世界各国から国際問題に興味のある学生が集まり9日間に渡る議論を行っています。そのプログラムの一環として、本シンポジウムを開催いたします。
ノーベル平和賞を受賞したICANの活躍により、昨年9月、核兵器禁止条約が制定されました。核兵器の全面廃止と根絶を目的として制定されたこの条約ですが、平和的目的での原子力の保有は禁じていません。「平和的目的」とはどの範囲を指し、どのように担保するのでしょうか?未来を担う私達学生に何ができるのでしょうか?
核問題にお詳しい三名のパネリストをお招きし「核の平和的利用」とは何を指し、どのように担保していくのか、未来を担う私達学生に何ができるのかを考えていきます。
◯川崎哲 様
ピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。2008年から広島・長崎の被爆者と世界を回る「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」プロジェクトを実施。2009~10年、日豪両政府主導の「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーをつとめた。2014年5月、「集団的自衛権問題研究会」をたちあげ、同代表。著書『核拡散』(岩波新書)で日本平和学会第1回平和研究奨励賞を受賞。雑誌『世界』(岩波書店)をはじめ国内外のメディアに寄稿多数。核兵器廃絶のためのNGOネットワーク「アボリション2000」の活動に1998年より参加、2016年まで調整委員をつとめた。
◯キハラハント愛 様
東京大学総合文化研究科「人間の安全保障プログラム」付准教授。同グローバル地域研究機構・持続的平和センター副センター長を兼ねる。国際人権法、国連平和活動(特に警察)の専門家。ネパール、東チモール、スリランカ、インドネシア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スイス、イギリス、日本など、紛争国を含む各国で勤務。2016年から2017年にかけて、日本の代表として国連PKO局の国連警察指針作成を行った。
◯三宅信雄 様
1929年2月16日生まれ。広島で被爆した当時、16歳だった。爆心地より1.8 km地点、爆心地へ向かう路面電車の中で被爆。電車内で多くの死傷者が出たが、自身は咄嗟の判断で電車を飛び降りたことにより被害を免れた。1980年代後半から証言活動を開始。活動は日本国内にとどまらず、アメリカやオランダ、カナダ、イスラエル、サウジアラビアなどでも証言し、在韓被爆者との交流なども積極的に参加。2007年から2009年には東京都原爆被害者団体協議会の事務局長を務める。
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