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子どもをたたく、怒鳴るなどの体罰等は、子どもの発達にさまざまな負の影響を与えることが科学的に明らかになっています。世界では、53ヶ国で、家庭を含むあらゆる場面での子どもに対する体罰等が法律で禁止されています。
本シンポジウムでは、体罰等に関する現在の知見を共有し、日本国内での体罰禁止の法制化について、問題点や今後の展望を語ります。
2018年8月28日(火)
17:30~20:00 (17:00開場)
千代田区
日比谷コンベンションホール大ホール
(日比谷公園内・日比谷図書文化館地下1階)
地図:https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/
〒100-0012
東京都千代田区日比谷公園1-4
TEL:03-3502-3340(代表)
事前申し込み不要
子どもをたたく、怒鳴るなどの体罰等は、子どもの発達にさまざまな負の影響を与えることが科学的に明らかになっています。世界では、53ヶ国で、家庭を含むあらゆる場面での子どもに対する体罰等が法律で禁止されています。
日本国内では、体罰等の根絶を求める活動や取り組みがある一方で、2017年7月にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施した調査では、日本に住む大人2万人のうち約6割が「しつけのために子どもをたたくこと」を容認していることや、「体罰を決してすべきでない」と考えている人が約4割にとどまっていることが明らかになりました。
子どもに対する体罰等をなくすためには、体罰等禁止の法改正とともに、体罰等の弊害や体罰等によらない子育ての考え方を普及啓発することが必要です。これは、体罰等禁止の法改正を実現した諸外国の経験からも指摘がされています。
本シンポジウムでは、体罰等に関する現在の知見を共有し、日本国内での体罰禁止の法制化についてみなさまと考えたいと思います。多くのご参加をお待ちしています。
参加費 無料
定員 先着180名(事前申込不要)
プログラム
◆基調講演:西澤哲氏(山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科教授)
「混乱する「しつけ」:しつけ、体罰、虐待をめぐって」
◆報告1:瀬角南(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
「体罰等の日本の現状とたたかない、怒鳴らない子育て」
◆報告2:森保道氏(日本弁護士連合会)
「家庭での体罰等の禁止の法制化がなぜ必要か」
登壇者プロフィール
西澤 哲氏(山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科教授)
仙台の情緒障害児短期治療施設勤務時代に「虐待を受けた子ども」とかかわったことをきっかけに、心理治療に取り組むようになる。サンフランシスコ州立大学教育学部カウンセリング学科修士課程修了。大阪大学大学院人間科学研究科助教授を経て、現職。
森 保道氏(弁護士・日本弁護士連合会子どもの権利委員会幹事)
愛媛弁護士会所属。日本弁護士連合会子どもの権利委員会幹事、愛媛弁護士会子どもの権利及び法教育に関する委員会委員長、愛媛県虐待対応専門職チーム運営委員長等を務めている。
瀬角 南(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部プログラム・マネージャー)
2014年入局。東日本大震災復興支援事業部、国内事業部子どもの貧困問題解決事業担当を経て、2017年より同部子ども虐待の予防事業担当。日本でたたかない、怒鳴らない子育てを進めるための政策提言、社会啓発等を行っている。
主催:日本弁護士連合会
共催:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
後援:厚生労働省
日本弁護士連合会 人権部 人権第一課
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3
TEL:03-3580-9503