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発達障がい児者を対象とした調査を<しあわせなみだ>が2018年前半に実施し、32名中23名が何らかの性暴力を経験していることが明らかになりました。これだけ多くの割合で被害が生まれる背景にあったのは、障がい児者をめぐる「孤立」です。褒められる経験が少なく、仲間外れにされがちで、存在を無きものとされることもある障がい児者たちは、社会のなかで、つながりを持てず、疎外されがちです。
自分の特性が社会で認められないまま育った経験からくる「自己肯定感の低さ」は、不快なことにも笑顔で応え、声をかけられればついて行き、嫌なことがあっても抵抗できないという言動を生み出します。これが、性暴力に遭うリスクを高めています。障がいの有無に関わらず、あらゆる人々が包摂され、多様性が認められるために、私たち市民にできることは何か。対話を通じて考えます。
2018年10月11日(木)
18:30~21:00 (開場18:00)
文京区
文京シビックセンター 5階 会議室C
東京都文京区春日1-16-21 (丸ノ内線/南北線・後楽園駅1分、三田線/大江戸線・春日駅1分)
ご関心のある方はどなたでも
【お申し込みページ】 https://socialjustice.jp/20181011.html
定員(約50名)になり次第締切
東洋大学社会学部社会福祉学科助教。日本女子大学文学部社会福祉学科卒業後、インドJawaharlal Nehru University修士課程、日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修了(社会福祉学博士)。専門は、障害者福祉、子ども家庭福祉、ジェンダーと福祉、プログラム評価、社会開発論。
発達障害をもつ母親の子育て支援や、障害者の性被害に関する調査、学習支援プログラムの評価調査等に取り組んでいる。主な論文に「障害者へのDVなどの暴力についての国際的な動向と課題:文献レビュー」『東洋大学 社会学部紀要』55(1) 43-55(2018年)など。
NPO法人しあわせなみだ代表。東洋大学大学院社会学研究科修了。社会福祉士。精神保健福祉士。
友人がDVに遭ったことをきっかけに、できることから始めようと決意。「2047年までに性暴力をゼロにする」ことを目指して、しあわせなみだを2009年に立ち上げる。性暴力等に遭った方を応援するCheering Tears、性暴力等に遭った方を美容の力で輝かせるBeautiful Tears、性暴力ゼロを実現するために社会に働きかけるRevolutionary Tearsを展開中。
2018年AERA「社会起業家54人」選出。主な論文に「災害時の性暴力―見えないリスクを可視化する」(自治体危機管理研究,2016)など。
参加費 一般1,000円/学生500円 ※当日受付にてお支払いください。
イベントホームページ http://socialjustice.jp/p/20181011/
認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
電話: 03-5941-7948 FAX: 03-3200-9250
ホームページ: http://www.socialjustice.jp/