【特定非営利活動法人はたらく場研究所－最高の居場所】
第116回 NPO法人はたらく場研究所－最高の居場所ライブ
「なんて複雑で美しい世界！～はたらく場で使えるプロセスワーク入門」

特定非営利活動法人　はたらく場研究所-最高の居場所　は、

「はたらく場を最高の居場所にしたい」という共通の想いを持った仲間が集う実践コミュニティです。

http://www.ibasho.or.jp/

https://www.facebook.com/hatarakuba.labo/

私たちの活動の中心は、毎月定例で行われる勉強会、通称「ライブ」と呼ぶ場です。

「最高の居場所ライブ」では、はたらく場を「最高の居場所」にするために、バリューであるつながり持ち寄り・編集・活用を強みにして、ワークショップや事例に基づく対話等、あらゆることを試し実践していきます。

「なぜ、あの人は私の気持ちをわかってくれないのだろう?」

「なぜ、ああいう言い方をするのだろう?」

本当は理解し合いたいのに、なかなか叶わないもどかしさ。

「自分とは価値観は違うから」と頭では分かっていても、何だかモヤモヤする・・・。

はたらく場や日常生活で、そのように感じたことはありませんか?

私自身、ある人との関係性でもどかしく思っていた時、今回のライブゲスト・

Daya(武田 美亜)さんと出会い、プロセスワークの智恵を学びました。

プロセスワークとは、一言で言うと、

「自分の内側で起きていることや、自分の外で起きていることからヒントを得て、

自分の成長や社会問題への取り組みを一歩でも前に進めよう」

というアプローチです。

(自分の内側で起きていることとは、身体感覚だけでなく、病など

問題とされるものも含む。

自分の外で起きていることとは、人間関係、環境、社会問題などを含む。)

特に非言語からくるシグナルを大切にしており、問題や葛藤などからも

成長のヒントをもらおうとする自己成長と、社会変容のためのプロセスを

促進していくのが特徴です。

たとえば、私が体験した、ある人との人間関係での悩みについて。

その悩みに対して、

自分はどんな感情を感じているのか

改めて大切に感じてみると共に、

自分の身体はどんなことを感じているか、

その感覚にも意識を向けていきます。

そうして今の自分を大切に見つめ直した上で

もう一度その人との関係を見てみる。

すると、どうなるか?

前とは違った見え方が見えてきて、

関わり方も変わっていくことが起きてくる。

そんなイメージです。

プロセスワークが大事にしているアプローチ。

それは、

「私自身の中に大いなる智恵がある」

そんなことに気づかせてくれました。

プロセスワークの智恵がとても役立つと実感した体験を踏まえ、

「ぜひ最高の居場所の皆さまにも知ってほしい!」という想いから、

今回の企画の運びとなりました。

今回のライブは、

「はたらく場や日常生活で知っておくと役に立つ、プロセスワークの

智恵を知識と体験から学べる」ワークショップです。

レクチャーではプロセスワークの基本について学びます。

プロセスワークで重要な「ランク」概念の解説や、「ロールスイッチ」

などのワーク体験など、盛りだくさんの内容を凝縮した半日になる予定です。

「ランク」の概念や「ロールスイッチ」を体感的に知ることで、職場の中で

起きていることに対する見え方が変わります。

毎回のライブ同様、ご自身の職場や持ち場ですぐに活かせる内容となっています。

今回のライブは、プロセスワークに触れるのが全く初めてという方も安心して

学べる内容です。

もちろん、既に学んでいる方も、さらに学びを深める機会になると幸いです。

タイトルの「なんて複雑で美しい世界!」は、Dayaさんの著書からお借りしました。

ぜひたくさんの方とご一緒できることを楽しみにしています。