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わたしたちが普段「安くてオシャレ」だと思って着ているファストファッション。実はその安さの裏側には、第三世界における過酷な生産の実態があります。本イベントでは、インドネシアでユニクロ製品を作っていた労働者が来日し、当時の労働環境について報告します。
2018年10月11日(木)
18:00~20:00 (17:45開場)
世田谷区
北沢タウンホール 3階ミーティングルーム
小田急・京王線 下北沢駅北口 徒歩5分(東京都世田谷区北沢2-8-18)
途上国の貧困問題、労働問題、フェアトレードなどに関心のある高校生、大学生、社会人
参加費無料・事前申込不要
あなたは服をどこで買いますか?その服がどこの国で、どのように作られているか考えたことはありますか?わたしたちが普段「安くてオシャレ」だと思って着ているファストファッション。その安さの裏側には、第三世界における過酷な生産の実態があるのです。
例えば、中国にあるユニクロ製品工場の労働者は、朝7:30から深夜12時まで1週間に1日の休みもなく働かせられました。日本の「過労死ライン」を遥かに超える150時間の残業を強いられたにもかかわらず、月収は現地の最低賃金ギリギリのわずか2万円ほどでした。さらにインドネシアにある別の工場では、残業しても賃金が支払われないといった過酷労働を強いられ、さらに工場自体が倒産してしまったため多くの労働者が路頭に迷う事態になってしまっています。こういった事態は、先進国でファストファッションを消費する私たちと無関係ではありません。
今回のイベントでは、このインドネシアの工場でユニクロを始めとするファストファッションブランドを作っていた現地の労働者と労働組合、この闘いを支援している国際NGOのクリーン・クローゼス・キャンペーン(Clean Clothes Campaign)のメンバーがインドネシアと香港から来日し、現地の状況とグローバルサプライチェーンの問題について解説します。
◯プログラム(日本語通訳あり)
インドネシアのユニクロ製造工場で働いていた労働者から、工場での労働環境の報告
工場の労働組合委員長から、労働組合に対する権利侵害の報告
インドネシアで労働者を支援するNGOから、途上国に集中するファストファッション製造工場の過酷な労働環境の報告
クリーンクローゼスキャンペーン東アジア支部代表から、サプライチェーン(途上国での製造から先進国での販売に至るまでの過程)を改善するための取り組みについての報告
クリーンクローゼスキャンペーンの日本での今後の取り組みの紹介
質疑応答
連絡先:クリーン・クローゼス・キャンペーン 東アジア支部 (Clean Clothes Campaign East Asia)
cccea-japan(at)cleanclothes.org(日本事務局。日本語または英語)