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人間の尊厳とはなにか―2018年、日本の近代精神科医療の礎を築いた呉秀三が「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」という著作にて日本の精神障害者の人権状況について取り上げてから100年の節目を迎えます。今もなお突きつけられる問いかけについて、一緒に考えませんか?記録映画の上映と区内関係者も登壇するシンポジウムを行います。
2018年12月22日(土)
15:00~17:00
上映&シンポジウム(昼の部)当事者、家族、医療者が語るおおたの「夜明け」
18:00~20:00
上映&インタビュー(夜の部)病むとされる側から見た「監置」と「精神病」
大田区
東京工科大学3号館10階階段教室(31001教室)
https://goo.gl/maps/4LorWTTdjWQ2
〒144-8535 東京都大田区西蒲田5丁目23−22(JR蒲田駅徒歩5分)
精神障害に関する福祉、医療、人権問題等に関心ある区内在住・在勤・在学の方他、関心あるすべての市民の方。
下記リンク先にてお申し込みください。または、参加者全員のお名前、参加時間(「昼の部」・「夜の部」)をご記入いただき事務局宛にメール・FAXでお申し込みください。
https://goo.gl/forms/6qS0FGYR3AOKCHLl1
◆『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』上映&シンポジウムinおおた実行委員会 事務局(とちの実作業所内 担当:黒田)
[電話・FAX]:03-5700-4533
[メール]:kyousaren.oota@gmail.com
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<映画> 『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』(2017年/日本/66分)
呉秀三(くれ しゅうぞう)は、明治大正期の日本の近代精神科医療の礎を築いた。東京大学医学部精神科の教授として、精神疾患の人々が「座敷牢」に押し込まれる実情を憂い、その解決のためにも奔走した。『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』を1918年に提起した。「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」という一説は特に有名である。それから1世紀の年月が過ぎた今、精神障害者をとりまく社会課題はどのような変化を迎えたのか、呉の功績をたどりながら現代の課題に迫る記録映画。
監督:今井友樹
ナレーション:竹下景子
制作:公益財団法人日本精神衛生会、きょうされん
登壇者
千葉大卒。内科3年、港町診療所、久里浜病院、東京厚生年金病院、多摩あおば病院を経て、南晴病院で十年隔離拘束ない運営するも昨年退職となり、横浜のドヤ街にあることぶき共同診療所勤務。
日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科卒。職歴、朝日出版社編集部、こうじや生活支援センター施設長、全国精神保健福祉会連合会 理事長。現職、東京都精神障害者家族会連合会 副会長、大田区精神障害者家族連絡会、代表。
大田区出身・在住。1984年生まれ。精神障害当事者として活動する。大田障害者連絡会、精神障害当事者会ポルケのそれぞれ代表を務める。他に、大田区自立支援協議会の專門部会のみ委員等。
登壇者
歴史学研究者、日本社会臨床学会会員。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『精神病の日本近代──憑く心身から病む心身へ』(青弓社、2008年)他多数。
『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』上映&シンポジウムinおおた実行委員会 事務局(とちの実作業所内 担当:黒田)
電話・FAX:03-5700-4533
メール:kyousaren.oota@gmail.com