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イベント・講座

【NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)】
NGO・市民社会組織のための危機管理・安全管理研修

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
受付は終了しました
 

ID:45014

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
NGO危機管理安全対策市民社会海外
活動テーマ:
国際協力 、 その他
団体名:
NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)

趣旨

本研修で扱う「安全管理」とは、交通事故、病気、強盗等の平時の危険から、紛争やテロ等の治安に関わる危険までを対象とします。スタッフの交通事故や感染症等で、ひやり、はっとした経験は、海外で活動する多くの団体が一度や二度は経験しているかと思います。団体として、また派遣者個人として、危機管理・安全管理は、組織のマネジメントと支援活動の根幹に関わる問題です。さらに2010年代以降、世界各地の治安状況は厳しさを増しており、2016年のバングラデシュでの事件で見られたように、従来日本の支援団体にとって安全度が高いとされて来た開発支援の現場でも、新たな対策が必要となっています。

そこでNGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)は、JICA NGO等活動支援事業「NGO等提案型プログラム」の一環として、2018-2020年度にかけて仙台、東京、横浜、大阪にて計8回、NGOや教育機関等の関係者向けに、危機管理・安全管理を考えるワークショップを行うこととなりました。

本研修は1日目が「安全管理者向け研修」(半日)、2日目が「現地派遣者向け研修」(1日)で構成され、団体内での役職・役割や関心に応じて、どちらか1日、または両方への参加が可能です。日本のNGO等のスタッフで、危機管理・安全管理研修にはじめて参加する方向けに内容を絞って、参加者の相互の学びの機会を重視した構成となっています。

講師はUNHCRの安全管理トレーナー養成研修を修了し、NGO等での運営や現場経験が豊富な方々が務め、参加者の学びをファシリテートします。

主要項目

開催日

2019年2月9日(土)

2019年2月10日(日)


1日目:2019年2月9日(土)13:00-17:30 安全管理者向け研修
2日目:2019年2月10日(日)9:00-18:00 現地派遣者向け研修

地域

品川区

場所

AAR 6階会議スペース(東京都品川区上大崎2-12-2 ミズホビル)

対象

国際協力NGOのスタッフを主な対象としますが、海外にスタッフを派遣している教育機関、学生団体、NPO、任意団体等、非営利の市民社会組織に属する方であれば、原則どなたでも参加可能です。また、役員、職員、専門家、インターン、ボランティア等、団体での身分は問いません。

申込み締切

2019年1月18日(金)

申込み方法・備考

以下URLのフォームからお申し込みください。
 https://drive.google.com/open?id=13LC60iJTa2nshHZZUzndsVKHolkhJV2P0gNjz0ywM9k

内容

「管理者向け研修」(半日)

対象者:団体の経営・運営を担う役員やマネージャーの方、団体の安全管理に責任を負う方、または今後そのような職責を担う予定で学びたいと考えている方

内容:日本の法令上課せられている善管注意義務、危機管理・安全管理計画のポイント、安全計画を組織内で機能させる方策、自団体の現状確認と改善策の検討

「現地派遣者向け研修」(1日):

対象者:海外への出張や駐在を行う方、またはその派遣に責任を負う方

内容:リスク評価手法、安全に意識的になる方法、事務所・住居の安全対策、移動時の安全対策、心身の健康管理、今後の整備・改善事項の整理と次期渡航への備え

この情報に関するお問い合わせ

NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)

運営事務局((特活)国際協力NGOセンターJANIC内)E-mail:janiss-info@janiss.net

担当:松尾、岡崎

団体紹介
団体名称 : NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)
NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)は、日本のNGOの有志団体によって運営されるネットワークで、
NGOの安全管理に関する基準の普及と能力向上支援、アドボカシーを行っています。
2000年代以降、世界の人道支援、開発支援における安全状況が厳しさを増す中、日本のNGOは、各団体がそれぞれ事業実施に際して安全管理能力の向上に努めると共に、アフガニスタン、南スーダン、中東等、地域毎に有志団体が集まって情報交換を行う等してきました。しかし、2015年2月のシリアでの邦人人質殺害事件を受け、NGO全体として安全管理能力の向上とアドボカシーに取り組む必要があるとの認識が生まれ、2015年9月より有志団体が集まり、勉強会を重ねました。そして2016年6月にInterAction, UNHCR等から講師を招いて開催されたワークショップ(主催:ジャパン・プラットフォーム)にて、コミットメントを表明したNGO有志団体がアクションプランを策定し、同年8月にJaNISSを結成、以後日本のNGO全体の安全管理能力の向上のため、プランの実施に努めています。