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イベント・講座

【反貧困ネットワーク】
反貧困ネットワーク全国集会2019
”年越し派遣村から10年、自己責任社会はどう変わったか-当事者や現場発で、希望のもてる社会へ”

受付は終了しました
 

ID:45167

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
労働問題原発避難者の問題生活保護障害者問題非正規雇用
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 障がい者 、 子ども 、 災害・被災地 、 人権・平和 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ 、 貧困・路上生活 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
反貧困ネットワーク

趣旨

2009年は年越し派遣村で明け、その年の夏、政権交代があった。あれから、10年。10年前、一度は小さくなった「自己責任」の声は、今、あの時よりさらに大きくなっている。それどころか、「生産性」という言葉が人間に対して当たり前に使われ、「財源不足なのだから命の選別が必要」というような言説が一定の支持を得ている。この10年を振り返りながら、今、改めて自己責任社会を問う。

主要項目

開催日

2019年2月16日(土)


13時~17時30分(開場12時30分)

地域

千代田区

場所

上智大学四谷キャンパス2号館401・402号室
(JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分)
東京都千代田区紀尾井町7-1

申込み方法・備考

直接会場にお越しください。

内容

全体会1

13時~13時20分

全国集会キックオフ 

司会 渡邊 由紀子(反貧困ネットワーク世話人)

主催者挨拶 宇都宮 健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

分科会1

13時30分~15時20分

テーマ:生活保護基準引き下げ、社会保障切り捨てに、現場から抗する。現場から変える

司会 白石 孝(反貧困ネットワーク世話人)

基調報告 田川 英信さん(社会福祉士・生活保護問題対策会議事務局次長)

パネラー

西田 えみこさん(1型糖尿病患者障害年金訴訟原告)
佐藤 和宏さん(首都圏青年ユニオン事務局次長・住まいの貧困に取組むネットワーク)
安藤 周平さん(特定非営利活動法人ワーカーズコープ:生活困窮者自立促進事業担当職員)

分科会2

13時30分~15時20分

テーマ:年越し派遣村から10年、自己責任社会はどう変わったか

司会 河添誠(労働運動活動家)

パネラー

猪股正さん(弁護士)龍井葉二さん(元連合非正規センター) 
和久井みちるさん(元生活保護利用者)雨宮処凛さん(反貧困ネットワーク世話人)  
非正規雇用問題のパネラー交渉中

全体会2                           

15時40分~17時20分

テーマ:「垣根を越えて、つながって現場から変えていく」

地域の反貧困団体、当事者団体のリレーセッション

司会 雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)

リレー報告 

各地域の反貧困ネットワークと課題別当事者(支援)団体  1月11日段階        
非正規労働差別      後呂良子さん(全国一般東京東部労組メトロコマース支部委員長)
生活困窮者支援の現場から 高野昭博さん(反貧困ネットワーク埼玉・元ホームレス当事者)
原発避難者住宅問題    松本徳子さん(避難の協同センター代表世話人)
キャバクラ労働の現場から 布施えり子さん(フリーター全般労組・キャバクラユニオン)

セッション5 (全体会)               

17時20分~17時30分

テーマ:まとめと集会宣言 宇都宮健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

この情報に関するお問い合わせ

080-7844-9763 那須淑夫

団体紹介
団体名称 : 反貧困ネットワーク
反貧困ネットワークは、わが国で広がる貧困問題を可視化・顕在化させることにより、貧困問題を社会的・政治的に解決し、人間らしい生活と労働の保障を実現させるために、2007年10月1日に、貧困問題に取り組む多様な市民団体、労働組合、法律家、学者、諸個人が集まり結成されたネットワークです。

現代の貧困の特徴は、経済的な貧困に加えて、貧困当事者が社会的人間的に孤立している「関係の貧困」にその特徴があります。わが国の貧困拡大の大きな要因となってきたのが脆弱な社会保障制度とワーキングプア(働く貧困層)の拡大です。2009年9月の政権交代は、わが国の貧困拡大に歯止めをかけ、貧困問題の解決に向けて大きく前進することが期待されましたが、残念ながら、現状は貧困拡大に歯止めがかけられていません。

私たちは、貧困拡大に歯止めをかけ、貧困問題を解決するために、これまで以上に様々な人々・団体とつながり、行動していかねばならないと考えています。

また、当然のことながら、貧困拡大に歯止めをかけ貧困問題の解決を目指す反貧困ネットワークの活動は、東日本大震災の被災者が人間らしい生活と労働を取り戻す取り組みとつながる活動であると考えています。
2012年3月