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虐待により命を奪われた子どもを救うことはできなかったのか。児童相談所に認定された数よりはるかに多い潜在的な虐待があるとされています。虐待にさらされて育った子どもたちは心身にさまざまな影響を受けていることが明らかになってきました。虐待をしてしまう親にも子どもだった過去があります。逆境的な体験を抱え、悲しみや屈辱にふたをしたまま親となり、何とか子どもを育ててきた方は多く、自らの親から受けた虐待という行為を同じように自分の子どもに再現してしまうケースは少なくありません。自分を否定せず、他人への信頼感を育み、人と認め合えるような経験を重ねられるよう、孤立しない環境づくりが大切になっています。子どもだけ親だけでなく、生活に関わる人全体に働きかけられるような仕組みが望まれています。虐待を生んでしまう状況をみんなで克服していけたら――。心のありように思いをはせながら、よりよい仕組みへの一歩をゲストと一緒に考えてみませんか。
2019年3月5日(火)
13:30~16:00 (開場13:00)
文京区
文京シビックセンター 5階 会議室C
東京都文京区春日1-16-21 (丸ノ内線/南北線・後楽園駅1分、三田線/大江戸線・春日駅1分)
ご関心のある方はどなたでも
【お申し込みページ】 https://socialjustice.jp/20190305.html より事前にお申込みください。
定員(50名程)になり次第締め切ります。
韓国やバングラデシュでの子どもの人権の調査研究や、NGO 国際子ども権利センター事務局長、関西学院大学教育学部准教授を経て、現在は、特定非営利活動法人子どもの権利条約総合研究所関西事務所長、児童自立援助ホーム「奈良あらんの家」のホーム長を務める。専門・関心分野は、人権教育(子どもの権利学習)、国際理解教育、開発教育、子どもの居場所づくり、自治体・NPOとの協働による子ども施策。
大学卒業後、反差別国際運動(IMADR) に勤務。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在籍。官民協働刑務所や児童自立支援施設における実践研究に携わる。2011〜2016 年まで大阪府箕面市のNPO 法人暮らしづくりネットワーク北芝に勤務し、パーソナルサポートサービス(内閣府)や生活困窮者自立支援事業(厚生労働省)などに従事(現在は理事)。2016〜2018 年は敬和学園大学専任講師。専門・関心分野は非行・犯罪心理臨床、グループ実践、まちづくりなど。
一般1,000円/学生500円 当日受付にてお支払いください。
認定NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
電話: 03-5941-7948 FAX: 03-3200-9250
ホームページ: http://www.socialjustice.jp/