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イベント・講座

【波止場てつがくカフェ】
「お祝いするのは、何のため?」(第20回波止場てつがくカフェ)

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 1時間~可
  • 初心者歓迎
  • 中高生歓迎
  • 親子歓迎
  • 見学・体験歓迎
  • 話し相手・傾聴
受付は終了しました
 

ID:45715

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
コミュニケーション傾聴哲学対話論理
活動テーマ:
相談・カウンセリング 、 人権・平和 、 ボランティア・NPO支援 、 地域・まち・居場所づくり 、 マイノリティ・さまざまな人への支援 、 セルフヘルプグループ・自助グループ 、 その他
団体名:
波止場てつがくカフェ

趣旨

平成から令和へ。

異例の10連休を伴ってやってくる「国家の祝賀」。

花見の季節は終わっても、そのまま心はお祝いムード、なんていう方もおられるでしょうか?

おっと、そんなのどこ吹く風。

連休もフツーに仕事ゆえ、「お祝い感ゼロ」という方。

いやいや、お祝いどころじゃない。

休みが続けば仕事が出来ず。

もはや5月の生活は、食うや食わずやの大ピンチ…という方も、大勢おられると聞きます。

国家行事に振り回される……それが実際のところなのかもしれませんが、ところで私達が、このように「振り回されて」しまうのは、この<お祝い>が「国家の祝賀」だからでしょうか?

それはむしろ、<お祝い>のもつ性質によるものだということは……ないでしょうか?

卒業・入学、結婚、出産、誕生日、七五三……。

節目節目に、あるいはそうとは言わずとも。

仕事が上手くいったから、とか。

素敵な出会いがあったから、とか。

生活の折々、様々な出来事について、私達は言葉を考えたり、贈り物を選んだりして<お祝い>をします。

そうした<お祝い>は、一体、何のためにするものなのでしょう?

「無粋な質問」

「したいからやってるだけ!」

「それは心の問題」

そんな風に感じられる向きも、あるかもしれません。

でも一方で、例えばあんまり親しくないんだけど、付き合いだからしょうがなく、とか。

正直ビミョーなプレゼントだけど、とりあえず「ありがとう!」って言っておいた、とか。

あるいは<お祝い>の形式が、逆に「気持ち」を伝えることを阻んでしまうということも、あるのではないでしょうか。

帯に短いような、でもタスキには長いような――どうにもしっくりしない、<お祝い>。

なぜ私達は、<お祝い>に振り回されてしまうのでしょう?

<お祝い>とはそもそも、どのようなものなのでしょうか?

お互いに聞きあい、話し合いながら、考えてみたいと思います。

主要項目

開催日

2019年4月30日(火)


14時~

地域

渋谷区

場所

サクラカフェ幡ヶ谷(東京都渋谷区幡ヶ谷1-32-3)
https://www.sakura-cafe.asia/hatagaya/

対象

日本語で日常会話が可能な方なら、どなたでも

申込み方法・備考

※参加費:無料
※お一人様、それぞれ一品以上のご注文をお願いします

※おおまかな人数を把握したいので事前にご連絡頂けると助かります
⇒hatoba.de.dialogue@gmail.com

※会場入り口付近に段差がございます。入場にご不安を感じる方は、事前にご連絡下さい。可能な限りの対応をさせて頂きます。

※会場内のトイレは、男女別となっております。また、どちらの入り口も車椅子が入るほどの広さはございません。
(店舗近くに車椅子に乗車したまま入室可能で、かつ性別を選ばずご利用頂けるトイレがございます)


チラシ

内容

◆Q.どんなことをするの?

波止場てつがくカフェは、おおむね次のような流れで対話を進めています。

1、テーマを受けての自由な意見交換

通常はその回ごとにテーマをご用意させて頂きます。 そのテーマから出発して、自分たちが「当然」「普通」と考えていることが本当にそうなのか、集まった方々と言葉を交わす中で考えます。

テーマを受けて感じたこと、連想したこと、気になったことなど、なんでも自由にお話していただければと思います。

2、キーワードを選ぶ

1での対話を受けて、問いを立てるために欠かすことができないと思われるキーワードを挙げます。また、必要に応じて、キーワードと考えられる言葉の定義を確認します。

3、問いをたてる

キーワードを手がかりにしながら、私達の日常の「当たり前」を根源的に問い直すような問いを考えます。

4、問いに対応する答え」を考える

https://introduction.hatoba-de-dialogue.net/p/front.html#q1

この情報に関するお問い合わせ

波止場てつがくカフェ

E-mail: hatoba.de.dialogue@gmail.com

twitter: @hatoba_dialogue

web: hatoba-de-dialogue.net

団体紹介
団体名称 : 波止場てつがくカフェ
私たちがこの言葉を説明する際に困ったなぁ、と感じるのは、「哲学」という言葉がもっぱら、単に“学問ジャンル”を指すものとしてしか理解されていないということです。

本に書かれた「哲学者」の名前。

難しそうな表情の肖像画。

書き並べられる思想と格言。

そうした内容を理解し、論じること――。

もちろん、それが“取るに足らないもの”なのだという風には全く思っていないのですが、私たちの考える哲学は、そういうものでは全然ないです。

私たちの考える哲学。

それは、自分の「当たり前」が問い直されること。

普段「当たり前」としてきたものが、本当はどのようなものなのか、考えてみること。

そしてその作業を、自分以外の誰かとの<対話>を通じて行うということ。

つまり私達の日常を、自分たちの血が通った言葉で、<共に>考えてみること。

そういうものが、私たちが発信したい「哲学」であり、<てつがく>です。