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少子化や生涯未婚率の上昇等を背景として、わが国では「家族の縮小」が進んでいる。その中で、社会福祉の現場では「身寄りのない人」への対応が課題の1つとなっている。例えば、身元引受人や保証人のいない人が、福祉施設や病院の入所や入院、あるいはアパートへの入居を拒否されるケースが全国各地で報告されている。また、「身寄りのない人」の意思決定や看取りをめぐって対応に苦慮している福祉関係者も少なくない。これらの人びとへの支援においては、保健、医療、司法や住宅関連等も含めた連携が必要となるが、そうした支援の枠組みづくりも十分とは言いがたい現状にある。
わが国の福祉制度は長らく、家族を「福祉の含み資産」として位置づけてきた。しかし家族のあり方が大きく変容する中で、その前提はもはや崩れ去りつつある。それを象徴するのが「身寄りのない人」と社会福祉を取り巻く現状なのではないだろうか。家族という最も重要な社会関係を欠いた人びとに対して、社会福祉はどう向き合うのか。いま、真剣な議論が求められていると言える。
そこで本セミナーでは、「身寄りのない人」への福祉的支援の現状と課題、および今後の方向性について、各地の実践にも触れながら考えていくこととしたい。
2019年7月5日(金)
10:20~16:30(9:50受付開始)
千代田区
有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
どなたでもご参加いただけます
定員 600名(定員になり次第締切)
受講料 4,000円(学生は1,000円)
申込方法 鉄道弘済会HP(http://www.kousaikai.or.jp/)よりお申込みください
※FAXでのお申込みも承っております(下記PDFファイルをご参照ください)
http://www.kousaikai.or.jp/wp-content/uploads/2019seminar_application.pdf
「身寄りのない人」を社会はどう支えるか-福祉制度と実践の発展方向を探る-
単身社会における福祉制度・政策のあり方
パネリスト
コメンテーター
コーディネーター
「身寄りのない人」の最期をどう支えるか-施設と在宅の両面から-
パネリスト
コーディネーター
入退院・入退所時支援や住まいの確保における身元保証
パネリスト
コーディネーター
公益財団法人鉄道弘済会「社会福祉セミナー」係
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