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イベント・講座

【永山子ども基金】
7/27(土) 第16回 チャリティトーク&コンサート
ペルーの働く子どもたちへーーNから子どもたちへ

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 初心者歓迎
受付は終了しました
 

ID:46008

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
ペルー人権子ども死刑
活動テーマ:
国際協力 、 子ども 、 人権・平和 、 不登校・ひきこもり 、 貧困・路上生活
団体名:
永山子ども基金

趣旨

4人の尊い命を奪った 19歳の少年、Nこと永山則夫は第一審東京地裁では「死刑」、第二審東京高裁では「無期懲役」でした。第一審公判では「情状はいらない」と、自ら死刑を望んでいましたが、自省とともに、貧困と犯罪のない社会を求めるために書き続けていた獄中手記は『無知の涙』をはじめとする作品としてすでに世に出され、その印税は彼が心から望んでいたように、被害者の遺族・遺児に届けられていました。彼は二審判決を受け「これからも償いの作業が続けられる」と、希望を持ったに違いありません。判決直後から小説『木橋』の執筆を始めます。

しかし、検察側の前代未聞の「量刑不当」、つまり、「何がなんでも死刑にすべきだ」とする上告の結果、最高裁では「原判決破棄・差し戻し」となり、東京高裁差し戻し審では「控訴棄却」(第一審「死刑判決」維持)、そして最高裁の「上告棄却」で死刑が確定します。裁判官ですら判断の分かれた「死刑」と「無期」のゆらぎの中で、彼の心と命は翻弄され続けたのです。

1997年8月1日、処刑によって償いの作業は断ち切られました。しかし、遺言——「印税は世界の、日本の、特にペルーの貧しい子どもたちへ」の想いは、ペルーの働く子どもたちに受け継がれ、今も生きています。

主要項目

開催日

2019年7月27日(土)


開場12:30/開演13:30 (軽食・物販スペースは12:00オープン)

地域

文京区

場所

日本基督教団 西片町教会  東京都文京区西片町2-18-18
http://nishikatamachi.net/index.php?%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9 東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩5分/東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」より徒歩15分/都営地下鉄「白山駅」より徒歩15分

対象

全ての人

申込み方法・備考

入場料:前売券 2,500円 13歳~18歳券 1,500円 (12歳以下無料) *当日券 3,000円

チケット申し込み(メール):yhbruce@gmail.com
①件名を「2019年予約」とし、
②本文にお名前(フルネーム)、ご希望のチケットの種類、枚数をお書きいただき、
③上記のアドレスにメールを送信ください。

内容

東京弁護士会人権賞受賞記念対談『被害と加害の狭間で考える命』

片山 徒有(被害者と司法を考える会代表)

1997年当時8歳の息子、隼(しゅん)をひき逃げ事故で亡くす。加害者は不起訴処分。再捜査を求める24万人の賛同署名を集めた結果、起訴され有罪判決を受けた。その苦哀経験から、司法制度改革と被害者支援の枠を広げ、厳罰化よりも被害者を出してしまった人の立ち直り、特に少年の教育などに取組む。

大谷 恭子(永山子ども基金代表)

連合赤軍事件、アイヌ民族肖像権裁判、地下鉄サリン事件、日本赤軍事件などを担当。主な著書に『それでも彼を死刑にしますか――網走からペルーへ

永山則夫の遙かなる旅』(現代企画室)、『共生社会へのリーガルベース――差別と闘う現場から』(現代書館)などがある。

演奏友川カズキコンサート

友川カズキ

1950年秋田県生まれ。歌手、詩人、画家、エッセイスト、競輪愛好家など多方面で活躍。代表曲に「生きてるって言ってみろ」、ちあきなおみに提供(作詞作曲)した「夜へ急ぐ人」などがある。最新ベストアルバムに『先行一車』、今春にはベストエッセイ集「一人盆踊り」(ちくま文庫)を上梓。

http://kazukitomokawa.com/j/

映画 ペルーの働く子どもたち物語vol.11

NGOクシ・プンク協会

ペルーの働く子どもたちの発する声に耳を傾け、子どもたちを取り巻く状況を知り、彼らと議論する中で問題の解決に向けた活動を展開している。同時に子どもたちの現状をホームページや映像を通して内外に伝えていく作業も続けている。

(代表:義井豊)

http://cussipunku.uijin.com/

朗読パチャママのとりかえっこ

水野 慶子(朗読)

役者。1982年~93年、テント芝居『風の旅団』に参加。以後、『独火星』などに出演。金時鐘詩の朗読ライブ『ここより遠く よりこのここに近く』(2008年)『四月よ、遠い日よ』(2011年)に朗読で出演。2012年

『第9回永山子ども基金チャリティトーク&コンサート』より朗読で出演。

宇佐 照代(伴奏・ムックリ)

北海道釧路市生まれ。10歳から関東にてアイヌの伝統舞踊やムックリ(口琴)などを習う。北海道ムックリ大会にて2年連続優勝。(財)アイヌ文化振興・研究推進機構アイヌ文化アドバイザー。アイヌ料理店「ハルコロ」を運営。

◯井江 春代(絵本作者)

1923年生まれ。女子美術大学卒。児童出版の仕事に就く。絵本『かえるのけろ』で第13回小学館絵画賞受賞。73年南米を訪れて以来、ペルーなどに伝わる神話や民話をもとに独自の作品を生み出し、1986〜91年パチャママシリーズ全6冊(フレーベル館)。2011年死去。

チャリティトーク&コンサートの収益金はペルーの働く子どもたちの奨学金として送られています。

主催:永山子ども基金

共催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/NPO法人東京シューレ/神奈川シティユニオン/パチャママ基金/NPOクシ・プンク協会

後援:ダイニング街なか

この情報に関するお問い合わせ

nagayamacf@gmail.com

永山子ども基金 井上

団体紹介
団体名称 : 永山子ども基金
997年8月1日に処刑された永山則夫さんは、死刑執行の直前「本の印税を日本と世界の貧しい子どもたちへ、特にペルーの貧しい子どもたちに使ってほしい」と遺言を残しました。 「永山子ども基金」は彼の遺言を実行するために、死刑制度、貧困、少年犯罪、児童労働などの問題を多くの人と考えるためのトーク&コンサートを開催。永山則夫さんの印税約1千万円は、毎年ペルーの働く子どもたちに送り続けるとともに、教育プロジェクトや活動資金、また、チャリティコンサートの収益金も、奨学基金として活用されています。