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私たちは、知る・表現することを通して、自分とは何者かを問い、自分の生き方を創り出していく、NPOの大学・シューレ大学のメンバーです。多くの学生が不登校・引きこもりを経験しています。講座の開設も大学全体の運営も学生が中心となって参画し、海外との交流も盛んに行っている、世界的にも注目されているオルタナティブ大学です。
演劇はその中でも大きな表現の柱の一つとして、様々な劇団ともつながりながら活動しており、今年で11回目の公演を迎えます。
このたび、チェーホフ原作「三人姉妹」を、舞台を帝政ロシア末期から戦後の日本に置き換え上演します。日常への向き合いにくさをテーマとした力作です。
2019年12月21日(土)
2019年12月22日(日)
12月21日(土)14:00および18:00
12月22日(日)14:00
新宿区
シューレ大学特設シアター(東京都新宿区) 都営大江戸線「若松河田」駅徒歩5分
予約・お問合せ(予約〆切:12月20日)
TEL: 03-5155-9801 FAX: 03-5155-9802 Email: univ@shure.or.jp
件名に「観劇申し込み」、本文に「お名前」「電話番号」「希望公演日時」「枚数」をご記入の上、ご送信下さい。
最終公演の終わりに、ゲストを迎えてのアフタートーク
トーク後、交流パーティ(参加費別途500円)
「モスクワに帰りさえすれば」
「モスクワに帰るんだわ」
三人の姉妹たちは目の前の問題を棚上げにして、モスクワに帰ることで解決するかのようにして、問題を先延ばしにして生きていく。
『三人姉妹』は私たちにとってそんな風に感じられる作品だ。
それは、私たちが生きてきた中で思い当たる節があるからだ。
向かい合った方がいいこと、先延ばしにしても何もいいことにならないということはわかっていても、そうできない日々を経験してきたと思うからだ。
『三人姉妹』に限らず、チェーホフの劇にはそんな人がたくさん出てきて、その人達がなぜかとても魅力的に感じられる。
この劇は、終戦後の日本の地方の町に時と場を移し、私たちにとっての「モスクワ」を描いたものです。チェーホフの「モスクワ」はこのいまの時代でも起きていることで、私たちが体験してきた「モスクワ」を思い切り演じたいとこの作品に取り組むことにしました。もしかすると、この文章を読んで下さっているあなたも、あなたの「モスクワ」をお持ちかもしれない。
私たちの「モスクワ」をぜひご覧ください。
NPO法人東京シューレ シューレ大学
TEL:03-5155-9801 FAX:03-5155-9802
Email:univ@shure.or.jp URL: http://shureuniv.org/