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コロナ禍により、日本社会に潜在化していた課題がむき出しになっています。確実な一次情報が速やかに公開されず、市民が政策を判断するための客観的データが乏しい中で、疑心暗鬼が蔓延し、被害者にバッシングが向かう――。被害者が声をあげられなくなり、偏見や差別が増大して悪循環が生じる――。
しかし、こうした日本社会における構造は、今に始まったことではありません。東京電力福島原発事故後、小児甲状腺がんをめぐっても、同じことが起きてきました。福島県で見つかっている小児甲状腺がん患者は現在、疑い例も含めると、公式に発表されたデータだけでも240人。100万人に1人と言われた病気が、1万人に1人の割合で見つかっていることになりますが、検査のしすぎによるものとされ、国や県は甲状腺検査の縮小や打ち切りを模索しています。復興キャンペーンが繰り広げられる中、患者の存在はタブー視され、人数も病状も、被害の全容が封印されたまま10年が過ぎようとしています。
声を封印され、忘れ去られている若い患者たちは今、何を感じているのでしょうか。ゲストに、甲状腺がん手術を受けた20代の患者と支援者らを招き、甲状腺がん患者の可視化と救済に向けて私たち社会は何ができるか一緒に考えていきます。
2020年10月3日(土)
13:30~16:00 ※受付時間13:00~13:25
不特定
オンライン開催
〇オンライン会議システム・Zoomを使用します。スマホやPC等の端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に10月1日までにメールいたします。
〇グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話中は、自主的にお顔を写していただけます。
ご関心のある方はどなたでも
2020年9月30日(水)
●お申込みフォーム: https://socialjustice.jp/20201003.html
〇先着50名様。完全事前登録制(このフォームからのみの受け受けとなります)。
〇締め切りは【9月30日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。