【一般社団法人　日本国際児童図書評議会（JBBY）】
JBBY希望プロジェクト・学びの会 2020年 第２回
「知ることが大事！ を子どもたちへ～子どもの本の編集の現場から」

JBBYは「世界のバリアフリー児童図書展」の巡回をしています。でも、子どもの本に関心のある方の中にも、バリアフリー図書って?　と思われる方がいるかもしれません。

今回の「希望プロジェクト・学びの会」は、児童書編集者として、これまでバリアフリー関係の作品にも積極的に取り組んでこられた千葉美香さんを講師にお迎えします。

千葉さんは、世の中には、いろいろな子(人)がいる、そういうことを、先入観のない子どものうちから知ってもらうことが大事だと思い、知ってもらうための本を、という姿勢で、本作りをしてきたとのことです。「アスペルガーの心」シリーズ、「アイちゃんのいる教室」シリーズ、「しゅわしゅわ村」シリーズ、「点字つきさわる絵本」、『いっぽんのせんとマヌエル』『ねえねえもういちどききたいな、わたしがうまれたよるのこと』など具体的な作品にふれながら、本作りの課程で考えてきたことなどをたっぷりお話しいただきます。

◇日時:2020年12月19日(土)14:00～16:00

◇参加費:1,200円

◇講師:千葉美香さん(編集者)

★イベント詳細

JBBYウェブサイト(https://jbby.org/news/domes-news/post-10118)をご覧ください。

講師プロフィール

千葉美香(ちばみか)

日本女子大学文学部を卒業後、偕成社で子どもの本の編集に携わる。知識絵本や異文化を感じる翻訳絵本にも興味をもち、様々なジャンルに関わり、バリアフリー関連の絵本にも積極的に取り組んでいる。

JBBY希望プロジェクトとは

災害や貧困、家庭内の問題など、日本国内でさまざまな困難を抱えている子どもたちに目をむけ、本の力で希望ある未来を届けようと、2017 年に立ち上げました。子どもたちの現状を学ぶ勉強会のほか、支援の必要な子どもたちの元へ本を寄贈したり、心をほどくワークショップを開催したりしています。

JBBYのホームページから、過去の勉強会の報告もご覧いただけます。

https://jbby.org/jbby_kobop-towa