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リニア中央新幹線は、東京・名古屋・大阪の三大都市圏を約1時間でつなぐことによる経済の活性化を目指す超特急です。
しかし、その開発を巡っては、鉄道としての安全性や健康影響、そして工事による環境社会影響が極めて深刻かつ甚大であることが懸念されています。実際に、すでにリニア実験線のある山梨県では、水枯れ等の環境影響が報告されており、各地で始まっている工事でも土砂崩落、地下水の湧出し、陥没等、さまざまな影響や事故が頻発しています。
そもそも、これからの日本の将来に超高速鉄道が必要であるのか、大都市集中型の経済圏の構築が必要であるかという点にも疑問が生じます。持続可能な社会の構築を目指す今、どのような社会にどのような移動手段、開発を必要とするかを話し合える場を持ちたいと思います。
2021年6月19日(土)
13:30~16:00
不特定
オンライン開催
〇オンライン会議システム・Zoomを使用します。スマホやPC等の端末から参加いただけます。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に6月18日までにメールいたします。
〇グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。聞くだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、グループ対話中は、自主的にお顔を写していただけます。
ご関心のある方はどなたでも
2021年6月17日(木)
●お申込みフォーム:
https://socialjustice.jp/20210619.html
〇先着50名様。完全事前登録制(このフォームからのみの受け受けとなります)。
〇締め切りは【6月17日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。
〇樫田秀樹さん: フリージャーナリスト。大手メディアの報道ではこぼれ落ちる、その地域に生きる人たちの声を丹念に拾い上げることを大切にしながら、環境問題や社会問題を扱う。リニア中央新幹線については1999年から20年間にわたって取材。著書「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」は2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。
〇原 章さん: 長野県豊丘村在住。リニア新幹線伊那山地トンネル、坂島工区と戸中・壬生沢工区から出る工事残土は、主に天竜川の支流である豊丘村の虻川の上流の本山と戸中と言われる谷や沢に盛土して処分される。工事は既に開始。虻川下流域に住む者として、また、本山では地権者団体の一員として、「危険だからやめてもらいたい」と地域全体の動きに抗しながらずっと主張してきた。この地域は昭和36年に「36災(さぶろくさい)」と呼ばれる大変な豪雨災害も経験。
〇柳井真結子さん: 国際環境NGO FoE Japan 開発と環境チーム。2007年よりFoE Japanで気候変動問題、開発と環境問題を担当。現在は、インドネシアの気候変動の影響を受けるコミュニティーへの適応支援活動の他、国内ではリニア中央新幹線工事の沿線住民への影響の調査等に従事。
●参加費: 無料
●イベントホームページ: http://socialjustice.jp/p/20210619/