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日本中を震撼させた5年前のやまゆり園事件の背景にある、障害のある人に対する日常的な偏見や差別、虐待、そして施策の遅れ。社会や個人の心に奥深く潜む優生思想や内なる差別を抑え、出現させないためにはどうすればよいか。障害者の権利を求めて闘われている主な裁判や運動に焦点を当てながら、個々の事象を深め合って共通の問題点を明らかにし、あらためて障害者権利条約の本質に迫り、人権と優生思想について参加者と共に考えていきます。
2021年7月17日(土)
時間:13:00~16:30
不特定
オンライン公開です。参加申込者に配信URLをお知らせします。
申込み締切:定員になり次第
お申込FAX:03-5287-2347
Eメール:office@jdnet.gr.jp
ウェブでも受け付けています。ご案内詳細→ http://www.jdnet.gr.jp/event/2021/210717.html
受講料:1,500円(学生・障害者 1,000円)
5年前のやまゆり園事件は、日本中を震撼させました。事件そのものは一人の青年によって引き起こされましたが、その背景には、障害のある人に対する日常的な偏見や差別、虐待、そして施策の遅れが深く関係していると思われます。
社会や個人の心に奥深く潜む優生思想や内なる差別をどう抑え、出現させないためにはどうすればいいのかが問われます。有力な答えの一つが障害者権利条約の実現化です。権利条約に明記されている個人の尊厳や「他の者との平等を基礎とする」などの理念は、優生思想とは対極にあります。
今回のサマーセミナーでは、戦後から現在に至る、障害者の権利を求めて闘われている主な裁判や運動に焦点を当てます。個々の事象を深め合うと同時に、そこに見られる共通の問題点についても明らかにします。そして、あらためて障害者権利条約を読み返し、その本質に迫り、障害のある人の人権と優生思想について参加者と共に考えたいと思います。
講師:藤原精吾(弁護士)
障害者差別の違憲判決を勝ちとった堀木訴訟の後、人権にかかわる事件に長年取り組まれ、現在も生活保護引下げ違憲訴訟、優生保護法被害者国賠訴訟などに携わっておられます。
(五十音順)
尾野剛志(津久井やまゆり園事件被害者家族)
酒井七海(HPVワクチン薬害訴訟全国原告団代表)
佐藤路子(優生保護法被害訴訟原告義姉)
宮西君代(JR駅無人化訴訟原告)
コーディネーター:藤井克徳 JD代表/増田一世 JD常務理事
℡.03-5287-2346
e-mail office@jdnet.gr.jp(担当:寺岡昭美)