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MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用する参加型・質的評価手法です。現場から「重大な変化」のエピソードを集め、「最も重大な変化」を選ぶことが基本的な進め方です。スタッフや受益者が気づき対話によりエンパワーメントされる参加型評価と、人間の意識・行動変容のような数値化できない変化を把握、その背景から教訓を学ぶ質的評価の両方の特徴を持ち合わせています。
日本の非営利事業でも、評価を行うことが一般的になってきました。しかしながら、多くの評価がロジックモデルやログフレームの定量的指標を測るなど、量的な評価が中心です。それは大切なことですが、MSCのような参加型評価や質的評価の普及は進んでいません。このフォーラムではMSCの概要を解説するとともに、演劇ワークショップと国際協力の評価にMSCを活用した事例を紹介します。また「現場で役に立つ評価&キラリと光る評価レポート」をテーマにパネルディスカッションを行い、非営利事業のより良い評価のあり方について考えていきます。
2021年7月10日(土)
14:00〜16:00
不特定
Zoomによるオンラインで行います。申込者に前日までにURLを送ります。
どなたでも歓迎ですが、以下の方にお勧めです。
・定量的な進捗確認中心の評価だけでは、何か足りないと考えている方
・評価を「他人事」ではなく「自分事」として楽しく学びながら行いたい方
・数字だけではない内容で、説得力ある評価レポートを書きたい方
2021年7月8日(木) 必着
・申込方法:以下STORESサイトより参加費:¥1,000-(税込)でお申込み(ご購入)ください。お支払いいただいた参加費は返却できかねますので、ご了承ください。https://tanakapecenter.stores.jp
1. 開会挨拶 司会;八尾浩幸(参加型評価センター)
2. 報告
参加型・質的評価手法MSCとは:田中博(参加型評価センター)
高校生・在日外国人対象の演劇ワークショップMSC評価:西川信廣(日本劇団協議会)
ネパール農業プロジェクトをPCMとMSCで評価する:山本裕子(ピースウインズ・ジャパン)
3. パネル・ディスカッション:現場で役立つ評価&キラリと光る評価レポート
パネリスト:西川信廣、山本裕子、寺川幸士(元JICA専門家)、司会:田中博
4. クロージング
登壇者の詳しいプロフィールは下記リンクをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10402010.html
TEL:03-6794-4467
Eメール:tanaka.pecenter@gmail.com