※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
★2021年11月15日、新機軸のコンセプトの作曲コンクール《パープルリボン作曲賞》創設の記者会見が、都内で開かれました。パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力など、女性に対する暴力防止のシンボルマークです。この作曲賞の事業によって、職業音楽家や音楽愛好家に「セクハラ・DV・性暴力」問題への関心を喚起し、そのための曲を増やそう、そのような曲を弾く方々も増やそう、という目的があります。
各方面に向けて周知を行い、この作曲賞の曲の公募を正式に開始しましたので、お知らせします。
作曲家
●褒賞の構成
①パープルリボン作曲賞=8万円→→この作曲賞本来の賞
②ひまわり賞{注2}=最大3作まで,各1万円→→今回のみの特別賞という位置づけ
{注2} DV被害者の手記をもとにした朗読劇「ひまわり~DVをのりこえて」の劇中音楽にふさわしい音楽を公募し、賞として選定。
2022年8月31日(水)
●応募料:一曲につき3500円.振込手数料を負担の上、口座に振込みのこと.
振込先[みずほ銀行・桜台支店(普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]
●応募者資格 国籍、経歴、年齢などは不問
●応募の締切 2022年8月31日(当日消印有効)
●応募方法 締切日までに、譜面のPDFファイルと必要事項を記入した応募申込書をメールにて送付。または、譜面のコピー4部と、必要事項を記入した応募申込書を添えて、送付。
《その他留意事項》
・本選で自作自演を行った場合、演奏料は支払われない。
・ 本選に出場した者の会場までの往復交通費は、自前とする。
・ 楽譜は、手書き譜の鮮明なコピーやノーテーションソフトで作成したものとする。
・ 一旦提出された楽譜の内容の変更や追加は認められない。
・ 万一の事故に備えて、作曲者は応募作品の原譜を必ず保管すること。
・ 応募した資料は原則として返却されない。
・ 一旦納入された応募料は、いかなる理由があっても返金されない。
募集と審査に関する要項(抜粋) ――詳しくはサイトをご参照下さい. ――
■《パープルリボン作曲賞》サイト→→
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/purple%20ribbon%20composition%20award%20page.html
応募曲と褒賞
演奏時間は最大10分程度、それを下回る時間であれば可とする.
応募曲は新作に限定せず、旧作も可とし、自作の改作および編曲も可とする。
♪
♪
審査に関わる事項
作曲賞本選会
11/25は国連の定める女性に対する暴力撤廃デーです。この作曲賞の理念にふさわしい日に、本選会を行います。作曲コンクールの本選会は、新しく曲が誕生し、それが世に出ようとする最初の段階に立ち会うスリルと楽しみを体験する、独特の時間です。本選会では応募作を演奏し、その中から審査員の合議で受賞作を決定します。「stop セクハラ・DV・性暴力」推進をテーマに集まった作品の数々を、当日は心ゆくまで味わっていただけると幸いです。
本選での演奏曲数を最大8曲とし,応募曲が9曲以上の場合,譜面審査を行う。
審査員による応募曲全体に対する講評と,受賞作に対するコメントをサイトに掲載する。
〔日 程〕 2022年11月25日(金)18:50~20:30
〔入場料〕 500円 (当日600円)
〔会 場〕 スタジオ・ヴィルトゥオージ(JR新大久保駅5分):〒169-0073 東京都新宿区百人町2-16-17 B1(AVANTI-21)-Aスタジオ https://www.s-virtuosi.jp/
♪
♪
審査員紹介
■野村誠
日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。作曲家、ピアニスト。インドネシア国立芸術大学客員教授、東京芸術大学講師等を歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞、他の受賞歴がある。著書『音楽の未来を作曲する』(晶文社)他多数。2018年ボーンマス交響楽団Cornwall Residencyにゲストコンポーザーとして参加。「MITO Settembre Musica 2019」(伊)、「Solo International Performing Arts 2021」(インドネシア)他の音楽祭出演や、BBC Radio3(英)、Polskie Radio(ポーランド)他のラジオで特集されるなど、彼の作品は20カ国以上で演奏されている。
■清水 友美
ピアニスト、作・編曲家、ダンサー、シンガー、女優。武蔵野音大ピアノ科卒。現代音楽コンクール“競楽VI”第3位等、多数入賞。2002年Luc Ferrari氏の作品を演奏するピアニストとして1位選出されソロリサイタルデビュー。複数の作曲家が清水氏を想定した新作を書き、世界初演を多く手掛け、毎年リサイタルツアーも開催。DV被害者の手記「ひまわり」朗読舞台には女優・ダンサーとして出演。演劇やダンス音楽を中心に、作曲の依頼も数多い。地元・湘南を音楽やアートで盛り上げる市民団体「湘南SHOW点」代表。FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美のLOVE湘南」 (毎週土曜20:30~ )を放送中。
■草柳 和之
桐朋学園大学講師・早稲田大学講師をへて、現在,大東文化大学非常勤講師. メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.日本音楽療法学会会員.DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践に着手,その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた.その実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),共著『標準 音楽療法入門 下』(春秋社)他多数.長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞.
音楽によるDV防止キャンペーンのために,野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲を国内外で演奏して20余年に及ぶ。平和のための音楽会・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題シンポジウム等、幅広い機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.本作曲賞創設者.
パープルリボン作曲賞事務局(メンタルサービスセンター内)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
〒176-8799 練馬郵便局留 Tel03-3993-6147、070-5016-1871