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イベント・講座

【NPO法人ホロコースト教育資料センター】
5/3(火・祝)朗読と講演「世界に向かって叫べなかったことを、わたしたちはここに埋める」

  • 初心者歓迎
  • 外国語対応可
受付は終了しました
 

ID:50156

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
ドイツホロコーストポーランドヨーロッパ第二次世界大戦
活動テーマ:
国際協力 、 外国人・多文化共生 、 子ども 、 人権・平和
団体名:
NPO法人ホロコースト教育資料センター

趣旨

ワルシャワ・ゲットーのなかで書き綴られた命の記録から学び考えてみませんか

主要項目

開催日

2022年5月3日(火)


16:00 - 18:00

地域

不特定

場所

オンラインで全国どこからでもご参加いただけます

対象

高校生以上、興味のある方はどなたでも

申込み方法・備考

参加申込は下記のリンクからお願いします
https://kokoro20220503.peatix.com/

内容

1940年11月、ナチ・ドイツ占領下のポーランドで、約45万人のユダヤ人がワルシャワ・ゲットーに閉じ込められる。その数日後、歴史家のエマニュエル・リンゲルブルム率いる一団が抵抗するために立ち上がった。コード名「オイネグ・シャベス」(安息日の喜び)で知られるこの秘密のグループは、ペンと紙でナチの嘘やプロパガンダを打ち倒そうと誓ったのだった。教師、社会福祉士、作家、そして学生たちも、ゲットー内の残虐な暴行、略奪、飢えなどの実態を見たままに日記や絵、詩などに記した。やがて、トレブリンカのガス室に向けてユダヤ人の輸送が始まり、ゲットーに火が放たれるなかで、どうか戦後まで残ってくれとの願いを込めて6万ページもの文書を地中に埋めたのだった。

「世界に向かって叫べなかったことを、わたしたちはここに埋める 1942年8月3日」

 (記録を埋めた19歳の青年デビッド・グレーバーの遺書より)

毎年ワルシャワ・ゲットー蜂起の日は「ヨム・ハショア」と呼ばれるホロコーストの記念日にあたります。この節目に、ホロコースト史の最大規模の一次資料である「リンゲルブルム・アーカイヴ」の朗読と講演の会を開きます。ワルシャワ・ゲットーの中でリアルタイムで書き綴られた命の記録は、未来の世代に届いてほしいという願いとともに地中に隠されました。そして戦後、瓦礫と化したワルシャワの街から奇跡的に発見されます。その数は30,000点にも及び、世界遺産に登録されています。真実を残そうと闘った人々の言葉を通して、歴史からのメッセージを学び考えてみませんか。

会場

オンライン(zoomウェビナー)

   

プログラム

1. オープニング 朗読~『世界に向かって叫べなかったことを、 わたしたちはここに埋める』

2. 開会の言葉

3. 講演 - 成蹊大学 宮崎悠教授

4. ディスカッション

ゲスト講師

成蹊大学教授 宮崎悠 Miyazaki Haruka 

朗読スタッフ

演出 大谷賢治郎

脚本 いずみ凜

出演

庄崎真知子(劇団銅鑼)

領家ひなた(プーク人形劇場)

宮脇僚汰

徳重樹

企画 石岡史子

言語

日本語と英語の同時通訳

参加費

無料

この情報に関するお問い合わせ

NPO法人ホロコースト教育資料センター

TEL : 03-6450-3413

Email : info(at)npokokoro.com

学校訪問授業で事務所を留守にすることがあります。お問合せはなるべくメールでお願いします。

団体紹介
団体名称 : NPO法人ホロコースト教育資料センター
差別や偏見の愚かさ、命の大切さを学ぶため、ホロコースト史を教材とした訪問授業や教材の貸出を行っています。学校や自治体、PTA、地域の学習団体から、総合的な学習、命の授業、道徳、人権・平和学習に役立てていただいています。毎年1月27日前後に、国連が定めた「ホロコースト国際デー」には、シンポジウムや上映会を開催。ポーランド、ドイツなどヨーロッパへのスタディツアーを企画・引率。一人ひとりがかけがえのない命。皆が自分らしく生き、人を思いやる共生の社会を作ることを目指しています。