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「グローバル化」が語られて久しい今日。私たちにとって身近なモノやサービスも、グローバルな企業活動と無縁でなく、世界各地での出来事と国内での動向はますます複雑に関連するようになっています。しかし、華々しく語られるグローバル経済の裏側では、つねにそれぞれの現場で生きる生活者や労働者の姿があります。アジア太平洋資料センター(PARC)では、こうした身近なモノやサービスの裏にある構造や人権・環境問題に迫る映像作品を制作しています。ワンコイン・シネマ・トークでは、PARC映像作品を講師の解説付きで鑑賞し、そのテーマをめぐっていま日本と世界で何が起きているのか、私たちの取り組むべき課題とは何かを一緒に考えます。
2022年5月23日(月)
19:00~21:00
不特定
●開催形式:オンライン(zoom)
どなたでも
下記URLからお申込み下さい。
https://www.parcfs.org/store/products/fs2022-19
5月23日(月)19:00~21:00
全国初の“水道民営化”?―みやぎ型コンセッション方式の何が問題か
佐久間敬子(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ 共同代表/弁護士)
内田聖子(PARC 共同代表)
上映作品:『どうする?日本の水道―自治・人権・公共財としての水を』(2019年、41分)
2021年12月、宮城県は上下水道・工業用水の運営権を一括して民間企業に売却する契約を結びました。長期間の運営権を民間事業者に委ねる「コンセッション方式」による水道事業民営化としては日本初の事例で、2022年4月から事業が開始されます。しかし、世界では、水道民営化の多くは失敗に終わり、欧州を中心に「再公営化」を選ぶ自治体が増えています。「みやぎ方式」の民営化はどのように進められてきたのか、それがもたらす影響を宮城市民はどう懸念し、どう闘っているのか。現地から報告いただきます。
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)自由学校
〒101-0063
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