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福島原発事故から11年―。福島県では、300人もの子どもが甲状腺がんと診断されていますが、政府は被曝との因果関係を否定し続けています。現実を封じこめ、政策が「科学」を歪める構造は、「公害の原点」とされる水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・スミスさんをお招きし、被害者を封じ込めている社会の実像に迫り、被害者と歩むために何ができるかを考えます。
2022年6月11日(土)
13:00〜17:00
豊島区
立教大学タッカホール(豊島区西池袋3丁目34−1)
特になし
2022年6月11日(土)
オンライン予約サイト「Peatix」にてご予約ください。
https://311supportnet.peatix.com/
※当日受付も可能ですがなるべくご予約ください。
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家ながら、酒に溺れ、荒んだ生活を送っていたユージン・スミスのもとに、情熱的な日本人通訳者アイリーンが訪れる。水俣病で苦しむ人々を撮影してほしいというのだ。説得に応じ、水俣に足を踏み入れたユージン。現地で目にしたのは厳しい現実だった。偏見に晒された患者、力で押さえつける工場、分断。水俣病と共に生きる人々に向き合ったユージンとアイリーンの姿を、俳優ジョニー・デップがプロデューサーを引き受け映画化した。日本では2021年秋公開。公式サイト:longride.jp/minamata/
「多くの子どもが甲状腺がんに苦しんでいる」などないと否定する政府や福島県。放射線被曝による健康影響を口にすれば、「風評被害」や「差別」を招くと批判され、被害者が声をあげられない状況が続いてきました。しかし、今年1月、6人の甲状腺がんの若者が立ち上がり、裁判を提起しました。そこにある事実が政策を導かず、政策が事実と科学をねつ造するという構造は、水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・スミスさんとともに、これからの道筋を考えます。
アイリーン・美緒子・スミス(環境団体グリーンアクション代表)
井戸謙一弁護士(311子ども甲状腺がん裁判、子ども脱被ばく裁判の弁護団長)
311子ども甲状腺がん裁判の原告
河潤美弁護士(311子ども甲状腺がん裁判弁護団)
砂川浩慶教授(立教大学社会学部メディア社会学科教授)
コーディネータ:白石草(OurPlanet-TV)
311甲状腺がん子ども支援ネットワーク
さくら共同法律事務所内
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