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【特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会】
8/2 ウェビナー「地球規模の公正な医薬品アクセスを求めて:WTO閣僚会議を経て、取り組みは次の段階へ」

  • 「1日だけ参加」も可
  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
受付は終了しました
 

ID:50732

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
パンデミック医療国際保健新型コロナ知的財産権
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 国際協力
団体名:
特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会

趣旨

過去2年半にわたる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックで判明したのは、世界にはパンデミックに対応する医薬品を迅速に開発する能力はあっても、これを世界レベルで公平に分配し、ノウハウを共有して地域レベルでの生産を可能にし、グローバルに感染を抑え込む仕組みが欠けている、ということでした。

これを実現するためにインド、南アをはじめとする途上国によって世界貿易機関(WTO)に提案されたのが、「コロナ関連製品の知的財産権の一時・一部免除」(TRIPSウェイバー)でした。65ヵ国が共同提案し、WTO加盟国の過半数が支持したこの提案は、ごく一部の反対国の強硬な反対で暗礁に乗り上げたうえ、もともとの提案と全く異なる不十分な閣僚宣言が6月の閣僚会議で採択されるという、残念な幕切れを迎えました。

「地球の限界」が迫る中、パンデミックのリスクは低減することはありません。このウェビナーでは、WTOでの過去2年の取り組みを振り返りつつ、ここ1~2年で進むパンデミックへの備えと対応のグローバルな仕組みの構築のプロセスの中で、「公正な医薬品アクセス」を実現する道を探ります。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

主要項目

開催日

2022年8月2日(火)


19時~21時

地域

台東区

場所

オンライン開催

申込み締切

2022年8月1日(月)

申込み方法・備考

以下のリンクから登録をお願いします。
リンク:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_5PeZ42tZTBWAbdB1-IdE7g

内容

<プログラム>全体120分

世界貿易機関(WTO)閣僚会議で決まったこと 国境なき医師団日本 金杉詩子(15分)

グローバルなパンデミック対策のルール作り=いま、何が進んでいるのか アフリカ日本協議会 稲場雅紀(15分)

WTO閣僚会合が公正な貿易に与える影響と市民の取り組み アジア太平洋資料センター 内田聖子(15分)

公正な医薬品アクセスへの次のステップは? 世界民衆保健運動ベルギー ウィム・ドゥ=セキュレア(20分)

※英・日逐次通訳あり

パネルディスカッション、Q&A(50分)

<ゲスト>

ウィム・ドゥ=セキュレア(Wim de Ceukelaire)さん

世界民衆保健運動(PHM)ベルギー/Viva Salud 代表

ウィム医師は、1989年にベルギーの医師によって設立された国際NGO、Viva Saludの代表。パレスチナ、フィリピン、キューバ、コンゴ民主共和国などへの医療従事者派遣や現地NGOへの支援などを行っている。 保健分野NGOのグローバルネットワークである世界民衆保健運動(People's Health Movement)の中核メンバーでもあり、ベルギー国内外での政策提言に尽力。フィリピンなど途上国における活動経験も豊富。

この情報に関するお問い合わせ

問合せ:連絡会事務局((特活)アフリカ日本協議会)

東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル3F

電話:03-3834-6902(代表)メール:ajf.globalhealth@gmail.com

団体紹介
団体名称 : 特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会
アフリカ日本協議会(AJF)は、アフリカをとりまく環境が変化するなかで、アフリカをめぐる差別や偏見、不平等や不公正などにより人々が抱えるさまざまな困難を理解し、世界の中でアフリカがおかれた位置や政治・経済・社会のあり方、そして私たちの暮らしを問い直します。そして、私たちの生きる世界が直面するさまざまな課題と向き合い、変革をめざすアフリカの人々とつながります。そして、人々の日常的な困難から政治や経済のシステム上のグローバル課題に至る多面的な問題の提起、改善のための政策や取り組みの提言などを通じて行動します。