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イベント・講座

【公益財団法人鉄道弘済会】
第59回社会福祉セミナー 
~社会福祉の申請主義を考える-「攻めの福祉」の可能性-~

  • 「1日だけ参加」も可
  • 自宅でできる
  • 大人数(10~20人)のグループで参加できる
受付は終了しました
 

ID:52070

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
アウトリーチセミナーボランティア生活相談申請主義
活動テーマ:
障がい者 、 高齢者 、 子ども 、 ボランティア・NPO支援 、 子育て・ひとり親支援 、 その他
団体名:
公益財団法人鉄道弘済会

趣旨

7月8日(土)・9日(日)オンライン開催予定につき、参加者受付中です(~6月22日(木)申込締切)

主要項目

開催日

2023年7月8日(土)

2023年7月9日(日)


7月8日(土)10:30~16:00
7月9日(日)10:00~16:00

地域

不特定

場所

Zoom・ウェビナー上で開催いたします

対象

一般の方、福祉事業/社会福祉協議会にお勤めの方、行政担当者の方、福祉領域の学術研究に従事されている方

申込み締切

2023年6月22日(木)

申込み方法・備考

・以下フォームよりお申込みください。
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_WVWWNzHkRAi5JuKq_xTprA
※開催情報は以下URLよりご参照ください
 https://www.kousaikai.or.jp/news/detail/


開催要項

内容

本セミナーは、「社会福祉の申請主義を考える-『攻めの福祉』の可能性-」を総合テーマに、語り手 雨宮 処凛氏(作家・活動家・一般社団法人反貧困ネットワーク世話人)、聞き手 木下 大生氏(武蔵野大学人間科学部教授)による基調対談およびテーマ別に3講座が⾏われます。受講料は無料で、Zoomを使⽤したオンライン形式での開催です。

開催趣旨

◆家族やコミュニティの変容、格差と貧困の拡大、生活課題の多様化・複雑化等を背景として、サービスの縦割りやケアにおける家族主義等、これまで社会福祉制度が前提としてきた仕組みや考え方の見直しが進められています。こうした中で、特に近年、申請主義をめぐる問題についての議論が高まっています。

◆申請主義とは、サービスの利用に本人や家族からの自主的な申し出(申請)が必要であることをいいます。申請主義に基づくサービスの利用においては、利用者が自分自身の問題について理解した上で、必要なサービスを選択・決定し、その利用希望を表明することが求められます。しかし、そもそも制度・サービスの存在やその利用方法を知らない人、困難や生きづらさを抱え、自ら声を上げることができない状況にある人、「自助」や「自己責任」が強調される中で支援を求めることをためらう人は少なくありません。そうした人々に必要な支援を届けるため、従来の「受け身の福祉」「待ちの福祉」から、「打って出る福祉」「攻めの福祉」への転換が求められています。

◆一方で、上記のような申請主義をめぐる問題を解消するための方策については、十分な議論がされているとはいえません。申請が難しい状況にある人々にも対応できる「攻めの福祉」とは、具体的にどのような内容や仕組みを伴うものになるのか、それを構築していく際の課題は何か等について、現場実践の状況を踏まえながら考えていく必要があります。本セミナーでは、社会福祉における申請主義をめぐる問題と「攻めの福祉」の可能性について、多様な立場からの問題提起や先駆的な実践事例を基に、学び議論する機会といたします。

この情報に関するお問い合わせ

公益財団法人鉄道弘済会 「社会福祉セミナー」係

TEL 03-6261-2790 / Mail fukushi-seminar@kousaikai.or.jp

団体紹介
団体名称 : 公益財団法人鉄道弘済会
鉄道弘済会は、1932年(昭和7年)鉄道に従事し、殉職した職員の遺族や身体に障害を負った職員を救済・援護する目的で福祉団体として設立して以来、長年にわたり社会の福祉ニーズに幅広く応える事業を展開してきました。現在は、児童福祉、身体障害者福祉、知的障害児・者福祉、高齢者福祉などの福祉事業を幅広く展開しており、これらの事業の一環として、社会福祉の専門雑誌『社会福祉研究』の発行及び、「社会福祉セミナー」の開催を行っております。「社会福祉セミナー」については、1965年(昭和40年)以降、社会福祉分野で懸案となっている施策や現場実践の課題をテーマに設定し、参加者とともに考えるセミナーとして開催してまいりました。