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【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
「フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー家父長制・性差別・植民地主義」全5回【ベーシック講座第4弾】

  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
受付は終了しました
 

ID:52162

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
人権女性植民地主義
活動テーマ:
人権・平和 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

在日朝鮮女性が個別に経験した家父長制や性差別と植民地主義との関係性、それらがどこまで普遍性をもち、分ちあえるものなのか。直接、間接の経験、その記憶の破片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせ、5回の講座でともに苦憫する場、時間として過ごしたい。

主要項目

開催日

2023年7月3日(月)
2023年7月10日(月)
2023年7月24日(月)
2023年7月31日(月)
2023年8月7日(月)

7月3日(金)~8月7日(金)全5回
※各回とも19時~21時

地域

不特定

対象

2023年8月8日(火) 必着

申込み方法・備考

https://b4fz2023.peatix.com/

内容

ベーシック講座第4弾概要

身近にいる(だろう)在日朝鮮女性の姿は今日では十人十色どころか百人百色で決して一様ではない。

既婚者の場合、配偶者が日本人というケースが多数を占める現状にある。かつて在日朝鮮人は60万人といわれたが、ポジティブに捉えたら在日朝鮮人にかかわりを持つ人々が増えていることになる。しかし関係性をポジティブにするためには、直接、間接の経験、その記憶の破片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる作業が必要である。破片が磨滅したり、消えてしまう前に、当事者のみならず、関係者の記憶の歴史的意味を知る必要があろう。この歴史的意味を知るために、植民地主義という認識枠を用いたい。「民族」に関わることを強烈に記憶するのも、記憶を疎むのも植民地主義のなせるわざである。

在日朝鮮女性が個別に経験した家父長制や性差別と植民地主義との関係性、それらがどこまで普遍性をもち、分ちあえるものなのか、5回の講座でともに苦憫する場、時間として過ごしたい。

日程 / 各回テーマ

第1回 2023年7月3日(月)19:00‐21:00 「紡績『女工』から始まる前史」

第2回 2023年7月10日(月)19:00‐21:00 「見えない破片;在日朝鮮人のジェンダー構造」

第3回 2023年7月24日(月)19:00‐21:00 「活字に表象される女性たち;母、個としての女、オリエンタリズムのまなざし」

第4回 2023年7月31日(月)19:00‐21:00 「映像のなかの女性たち」

第5回 2023年8月7日(月)19:00‐21:00 「反植民地主義を生きるとは?」

◆開催方法

オンライン開催(後から配信あり)

■講師プロフィール

宋連玉

日本の「戦後民主主義教育」のもとで受けたシビアな民族差別、大学卒業後に歴史を学ぶために向かった70年代の韓国で「民族主義」に疎外された体験、そこから民族主義、近代主義、反植民地主義について考える心の旅を続けている。

「民族主義」を内面化しようと努力した一時期からすると、個人的にも、私個人を取り巻く環境も世界情勢もずいぶん変化したが、個人的体験を社会に繋げ、生かす道をともに考えたいと願っている。身近に「いじめ」に苦しむこどもとも、社会の不条理を是正したいと願う若者とも、対話する機会があれば幸甚である。

◆講師おすすめ書籍

1.朝鮮人女工のうた(金賛汀)岩波書店、1982年

2.私という旅(鄭瑛恵)青土社、1999年

3.由熙 ナビタリョン(李良枝)講談社文芸文庫

4.金江のおばさん(深沢 潮)

5.家の歴史を書く(朴沙羅)ちくま文庫

■講座要項

最低開講人数:15人

チケット代

1コースあたり通し券・・・・・・16,000円
学生/2023年度ふぇみ・ゼミ寄付者※・・・・・・13,000円
ふぇみ・ゼミU30受講生・・・・・・8,000円
全7コースとり放題・・・・・・70,000円

5,000円以上ご寄付をくださった方が対象です。

■ベーシック講座割引について

講師お一人による講座を1コースとし、2023年度は全部で7コース開催します。1コースからお申込みいただけます。

3コース以上受講される方は、3コース目以降が2割引になります。3コース目のお申込み前にfemizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。

全7コースとり放題は70,000円です。お申込みの方は、ページ最下部にある銀行口座に代金をお振込みの上、femizemi2017@gmail.comまでご連絡ください。

■お申込み締め切り

お申し込みの締め切りは8月7日(火)23:00(最終回の翌日まで)です。

お申込み時点ですでに終了している回につきましては、後から配信でご覧ください。

zoomでのリアルタイム参加を希望される方は開始時間の1時間前までにはお申込みください。それ以降の直前のお申込みには対応できないことがあります(その場合、後から配信でご覧ください)。

■受講ルールについて

zoomで参加する際、表示名は必ずお申込み時にご登録いただいた名前でご参加ください。

本人確認ができない場合、入室許可ができませんのでご協力をお願いいたします。

原則としてzoomの顔出しをお願いします。

配布資料や後から配信の無断転載は厳禁です。

■後から配信について

すべての回で後から配信を行います。

講座の中でグループディスカッション等があった場合、その部分は後から配信には含まれません。ご了承ください。

公開保証期間は5回分とも最終回の後から配信をお送りしてから2週間です。

■ふぇみ・ゼミパスポートについて

本講座はふぇみ・ゼミパスポートの対象外です。

■字幕UDトークについて(講座中、講師の話を字幕として提供)

必ずありますのでご安心ください。

この情報に関するお問い合わせ

一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ ふぇみ・ゼミ講座担当:熱田・谷 TEL:090-9816-7170 

MAIL:femizemi2017@gmail.com

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェとは
 ジェンダーと多様性についての一般向け講座を開催する「ふぇみ・ゼミ」(2017年設立)と、ジェンダーと様々なテーマをつなぐアート&カルチャーの公演やイベントを開催する「ゆる・ふぇみカフェ」(2014年設立)が共同で設立した非営利型一般社団法人である。
 差別の交差性(インターセクショナリティ)の視点に立って、①講座、公演、展示などの企画・開催②若い世代の研究者、アクティヴィスト、アーティストの育成③調査研究と提言活動を行っている。

●名称:一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
●所在地:東京都北区赤羽1-59-9ネスト赤羽207号室
●設立:2014年(法人登記2022年6月)
●事業内容:ジェンダーと多様性に関する一般向けの講座開催、演劇やアートの公演の企画・開催
●HP: https://femizemi.org/
〈報道関係の方からのお問い合わせ先〉
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ ふぇみ・ゼミ講座担当:熱田・谷 TEL:090-9816-7170 MAIL:femizemi2017@gmail.com