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子どもが毎日の暮らしの中で権利を保障されながら成長していくためには、子どもにとって最も身近な存在となる親や養育者、地域の人々の存在が大きな意味を持ちます。しかしいま、日本社会では子育ての孤立化、虐待の深刻化、相対的貧困の拡大など多くの課題があります。
私たちは、この現状を変えていく力を持つのは子ども自身であり、また、子どものそばにいる地域の大人だと考えています。
そこで、地域の非営利団体(NPO)を主な対象として、次の3つのサポートを行うことにより、日常生活における子どもの権利の保障を目指します。
■ 資金助成
■ 組織基盤強化
■ 子どもの権利保障のための環境づくり
これらのサポートを通じて、日本国内のより広い地域で、多角的に子ども支援活動を推進し、子どもの権利が広く保障される社会を目指していきます。
●対象団体
特定非営利活動法人(NPO 法人、認証・認定)、一般法人(非営利型)、公益法人、社会福祉法人、任意団体などの非営利団体。
※法人格未取得でも対象となりますが、継続性のあることを原則とします。
●活動分野
子ども参加を推進しながら、子どもの権利保障を目指す活動を広く対象とします。特に次の分野を歓迎します。
■子どもの貧困問題の解決
■子ども虐待の予防、虐待や不適切な養育を受けた子どもへの支援
■災害時の子どもの保護のための取り組み、子どもとともに進める防災
●活動の対象者
子ども(18歳未満)およびその親や養育者、子どもを取り巻く大人
特に、日本国内で取り残されがちと思われる状況下にある子どもや、子どもを取り巻く大人に向けた活動を重視します。
例:相対的貧困状態にある、外国につながるルーツを持つ、在留資格が不安定である、性的少数者である、障害のある、疾病を抱えている、社会的養護下にある、子どもが家族の世話をしている、など
助成先団体に対し、次の(1)~(3)をすべて行います。
(1) 資金助成
助成予定金額:1団体 1年あたり300万円~500万円
最長2026年9月までの複数年支援を予定。
申請事業に必要な経費に加え、申請事業以外の組織運営などにかかる費用(一般管理費)も一部計上できます。
(2) 組織基盤強化のための取り組み
■助成1年目
申請事業の実施と並行して、助成先団体と事務局が協議し、組織の中長期的な継続発展のために必要な取り組みを検討、計画します。1年目については、この組織基盤強化の取り組みのための予算計上は不要です。
■助成2年目以降
1年目に計画した組織基盤強化の取り組みを、申請事業の一部として実施いただきます。
その費用は、この助成金により充当する経費に計上することができます。
(3) 子どもの権利保障のための環境づくり
子どもの権利の基本知識、子ども参加、子どもにとって安心・安全な活動を進めるための取り組みなどに関する資料提供、研修、相談受付を実施します。
2023年9月4日(月)
●申請方法
募集要項にて指定している申請書類(助成申請書、収支予算書、そのほか必要な添付書類)を準備のうえ、申請フォームを通じてご提出ください。
※郵送やメールでの書類提出は受け付けておりません。
申請フォーム:https://form.run/@scj-josei-koubo
日本国内で子ども支援活動を行う地域の非営利団体を対象とした助成プログラムです。このファンドを通じて、日常生活における子どもの権利の保障を目指します。
いずれもオンライン開催(Zoomウェビナーを使用します)
①2023年8月5日(土)10:00~11:30
②2023年8月9日(水)12:00~13:30
その他詳細は助成事業ページ及び募集要項をご参照ください。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 地域NPO支援事業 瀬角(せすみ)・庄司(しょうじ)
Email: japan.cn@savethechildren.org / TEL:03-6859-6869(平日9時半~18時)
お問い合わせは原則としてメールでお願いいたします。電話の場合、回答にお時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。
ご申請前のお問い合わせ・ご相談を受け付けます。お問い合わせ・ご相談の内容を簡単に記載したメールをお送りください。担当者より折り返しご連絡を差し上げます。