※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
世界的な気候危機のなかで、わたしたちは多発する自然災害の“間”に生きているともいえます。いつ起こるかわからない災害への準備をすること、万が一、被災をしたときに、できる限り被害を小さくし、立ち上がるための力をつけておくことが、日々の生活のなかでは求められています。
日常のなかで、地域の文化についてことばを交わすことや、ともに手を動かすこと、表現を介して過去の災害や各地の出来事に想いを馳せることは、災害にかかわるひとつの方法となりうるのではないでしょうか?
今回のArtpoint Meetingではトークや映像上映を通して、ゲストとともに議論を深めます。
2023年10月22日(日)
14:00~17:00(開場 13:30)
江東区
東京都現代美術館 講堂(東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))
2023年10月21日(土)
以下のウェブフォームよりお申し込みください。
https://tarl.jp/forms/apm13-form/
※定員になり次第、申し込みを締め切ります。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
14:00~14:10 オープニング
14:10~14:40 基調講演「災害の“間”をたがやす」
話し手:牧紀男(京都大学防災研究所 教授)
14:40~15:00 プレゼンテーション「語り継ぎの物語を描いてみる」
15:00~15:25 映像上映 小森はるか+瀬尾夏美『台風に名前をつける』(25分/2022年)
* 2019年に宮城県・丸森町を襲った台風19号の経験を、どう伝えていくかを考える住民たちの対話を収めた記録映像を上映します。
15:25~15:35 休憩
15:35~16:30 ディスカッション
16:30~17:00 クロージング・交流時間
プログラムは変更になることがございます。
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/61538/
牧紀男(京都大学防災研究所 教授)
専門は防災計画、災害復興計画、危機管理システム、すまいの災害誌。数多くの自治体の防災計画の策定に携わるとともに、東日本大震災以降は南海トラフ地震の発生に備えた事前復興計画についての実践的な研究を行っている。また災害対応支援・復興計画策定などの被災自治体の支援活動も行っている。著書に『復興の防災計画』『災害の住宅誌』(鹿島出版会)、『平成災害復興誌―新たなる再建スキームをめざして』(慶應義塾大学出版会)ほか。
瀬尾夏美(アーティスト/一般社団法人NOOK)
土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。東日本大震災後に映像作家の小森はるかと岩手県陸前高田市に移住し、ユニットでの制作を開始。2015年、土地と協働して記録活動を行うコレクティブ「NOOK(のおく)」を立ち上げる。現在は江東区大島の「Studio04」を拠点として、災禍の記録を活用した表現を模索する「カロクリサイクル」を展開。近刊に『声の地層 災禍と痛みを語ること』(生きのびるブックス)。
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課 事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
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