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【児童養護施設 鹿深の家】
子どもたちの笑顔あふれる新施設を実現したい クラウドファンディングNEXT GOAL挑戦中!

受付は終了しました
 

ID:52920

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

趣旨

滋賀県甲賀市にある児童養護施設鹿深の家です。当施設では施設の建て替えに向けて11月3日からクラウドファンディングを行っています。物価高騰・資材高騰等の影響を大きく受けたため予算超過してしまうことが分かりました。そこで、最低限の事業運営ができるよう、建物のみの整備を行うことで建て替え計画をスタートさせましたが、子ども達が安全に暮らしていける場づくりのために、資金調達をクラウドファンディングで行っています。

主要項目

開催日

2023年11月3日(金)


11月3日午前9時~12月22日午後11時

地域

不特定

申込み締切

2023年12月22日(金)

申込み方法・備考

以下よりお申込み下さい
https://readyfor.jp/projects/kafuka-home-cf2023
こちらの寄付募集は、12月22日(金)の午後11時までです。

内容

11月3日からクラウドファンディングに挑戦し、第一目標を達成しました。しかしまだまだ多くのご支援が必要です。以下に、クラウドファンディングの挑戦を決意した経緯と、現在までの進捗についてまとめています。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

子どもたちが心地よく家に辿り着ける遊歩道をつくりたい!

はじめまして社会福祉法人甲賀学園、児童養護施設鹿深かふかの家です。私たちは様々な事情を抱えて施設を利用することになった子どもたちの「笑顔あふれる未来をつくる」ことを目指しています。60年余り子どもたちの成長を見守ってきた施設も老朽化に伴い、様々な箇所が経年劣化しています。また、児童養護施設の「小規模化」「地域化」「高機能化」「多機能化」を目指す国の方針と照らし合わせてみても、子どもたちの住まいは今となっては「大きすぎるお家」となりました。そしてついに新施設建設計画がスタートしました。しかし、計画を進めるにあたって、昨今の物価高騰、建設資材高騰等の影響を大きく受け、「予算超過」という大きすぎる壁が私たちの前に立ちはだかりました。予算に合わせるために、借入金額や貯金の取り崩し額を増額し、建物の整備のみを行うという決断を行い、最低限度の事業運営ができる形に整え直しました。その結果、計画段階から職員と子どもたちで語り合った「こんな施設だったらよいな」という夢や理想を具現化したような外構工事などを諦めることになりました。今回クラウドファンディングを通して、一度は夢を見て語り合った「やりたいこと」を一つでも多く実現し、子どもたちの未来を明るく笑顔あふれるものにしたいと考えています。皆様からのご寄付は、子どもたちが心地よく家に帰ってくることができるような玄関先までの歩道、アプローチの整備のために大切に活用させていただきます。ぜひ皆様のあたたかなご寄付・応援をどうぞよろしくお願いします。

第一目標達成およびネクストゴールについて

11月30日、第一目標金額である550万円を達成することができました。皆様、本当にありがとうございます!おかげ様で子どもたちが快適に帰ってくることができる歩道と玄関アプローチの工事を進めることができます。現在180名以上の方のご寄付をいただき、皆様の心からの応援メッセージや励ましの言葉を、プロジェクトメンバーはじめ職員一同胸を熱くして全て読ませていただいております。終了まで残り21日を切りましたが、ここからさらに「自分たちの住まう場に夢と希望と誇りを持ち、笑顔あふれる施設」を実現していくためネクストゴール790万円、最終ゴール1,000万円を目指すことを決意しました。

◆駐輪場(自転車庫)の整備 ネクストゴール790万円

790万円を達成することができましたら、悪天候でも自転車が濡れないための屋根付き駐輪場の設置が可能となります。ネクストゴールが駐輪場?という事に違和感を感じられる方もおられるかも知れませんが、鹿深の家の子どもたちにとって自転車はとても重要な生活必需品の一つなのです。鹿深の家は山の高台に位置し、中学校まで約5㎞、最寄りのコンビニまで約4㎞、最寄り駅まで約5㎞と、徒歩圏内には小学校くらいしかない立地条件となっています。自転車は子どもたちの生活の必需品であり、基本的には中学校入学時に購入した自転車を高校卒業までの6年間大切に乗り続ける事が必要となります。その為、自転車を保管できる駐輪場の存在はとても重要なものなのです。

◆子ども達の暮らす家の区画整備(フェンス工事等) 最終ゴール1,000万円

また、最終1,000万円では、子ども達が暮らす家の境界を明示するための区画整備(フェンス等の設置工事)を行いたいと考えています。実は、虐待等を理由に入所する多くの子どもが、人と人との関係づくりに大きな課題を抱えており、加えて、施設特有の構造的な問題(自分の物と他人の物の区別があいまいになりがち等)等が重なり合い、他者との境界や適切な距離感をどう育むのかということが大きな課題です。これは生活の基盤となる家そのものにも同じことが言えます。当施設は古くから、建物を囲うような区画整備は行っておらず、開放的な印象を与える半面、“自分の家”という感覚を育んでいくのには難しい面もありました。この整備を行うことにより、子ども達が暮らすそれぞれの家が、“自分の家”“○○さんが暮らす家”となり、より一層、自分の家に帰ってくるという意識に繋がっていくのではないかと考えています。

この情報に関するお問い合わせ

電話0748-88-2015

メール kafuka-home3571@zeus.eonet.ne.jp

担当 春田真樹(施設長)

団体紹介
団体名称 : 児童養護施設 鹿深の家
滋賀県甲賀市にある児童養護施設です。もともと中学校であった跡地を当時の町村会や民生委員・児童委員の皆様方の運動により無償で譲り受け、社会福祉法人として産声を上げました。昨年、創立60周年を迎え、施設の建て替え計画がスタートしました。現在、小規模養育および権利擁護の充実と地域の子育て支援(里親支援を含む)、施設を巣立つ若者たちの支援について、特に力を入れて取り組んでいます。令和5年5月に書籍 鹿深の家の「ふつう」の子育て を発刊し(明石書店)、本年度の松島賞を受賞するなど、情報発信にも力を入れています。