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【NPO法人ホロコースト教育資料センター】
2/3(土)オンラインワークショップ「子どもたちの『抵抗』ーテレジンの秘密の雑誌をめぐる対話」

  • 初心者歓迎
受付は終了しました
 

ID:53070

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
アクティブラーニング人権教育問いづくり国連歴史総合
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 子ども 、 人権・平和
団体名:
NPO法人ホロコースト教育資料センター

趣旨

80年前に子どもたちが遺した「言葉」と出会うワークショップ。今の世界にどう響くだろう。

主要項目

開催日

2024年2月3日(土)


20:00 - 22:00

地域

不特定

場所

上大崎3-14-58クリエイト目黒103

申込み方法・備考

参加申込は下記のホームページで受け付けています
https://kokoro20240203.peatix.com/

内容

1月27日は国連が定めた「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」です。国や民族、信仰の違いを超えて、ホロコーストの歴史から人間の差別や偏見の危険性について学ぶことを国連は加盟国に呼びかけています(2005 年国連総会決議)。

この国際デーに合わせて、当時の子どもたちが書き残した「言葉」に出会うワークショップを開催します。

ナチ・ドイツの強制収容所テレジンには約14万人の人々が「ユダヤ人」であるという理由で捕らえられていました。家族と引き裂かれ、外界から隔離され、死の恐怖と隣り合わせの日々を過ごしていました。その中に約15,000人の子どもたちがいました。

テレジン収容所L417棟1号室の少年たちは、こっそりと隠れて秘密の雑誌を発行しました。「我らが先導する」(Vedem ヴェデム)と名づけたその雑誌に、不安や怒り、喜びと悲しみ、楽しかった日々の思い出や未知なる世界への憧れを書き、詩を創作します。信念と希望に満ちた思いも記しました。

"彼らの目的は ぼくたちの体も心もほろぼすことだそんなことはさせない、決して文化的な生活をうばわれてもぼくたちはまた新しい文化をつくりだそう"

ー1942年12月25日 Vedem 2号より

多くの子どもたちがこの後、アウシュヴィッツ絶滅収容所などに送られて殺害されます。しかし、少年たちが2年間で書き上げた約800ページの雑誌は戦後発見され、今日まで世界で多くの人々に読み継がれています。

この世界に今、少年たちの言葉はどんな風に響くでしょう。

今「わたし」はどんな風に彼らの言葉を受け止めるでしょう。

歴史と出会い、現在と未来を共に考えてみませんか。

このワークショップは1/27(土)に高校生を対象に実施するものと同じ内容です。興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

プログラム

①アイスブレイク

②問いをつくる

③子どもたちの言葉と出会う

④カナダからのビデオメッセージ上映

⑤対話

参加費

1,500円

Kokoroの学校訪問授業に充てさせていただきます。

参加方法

参加申込は下記のホームページで受け付けています。

https://kokoro20240203.peatix.com/

この情報に関するお問い合わせ

NPO法人ホロコースト教育資料センター

TEL : 03-6450-3413

Email : info(at)npokokoro.com

学校訪問授業で事務所を留守にすることがあります。お問合せはなるべくメールでお願いします。

団体紹介
団体名称 : NPO法人ホロコースト教育資料センター
差別や偏見の愚かさ、命の大切さを学ぶため、ホロコースト史を教材とした訪問授業や教材の貸出を行っています。学校や自治体、PTA、地域の学習団体から、総合的な学習、命の授業、道徳、人権・平和学習に役立てていただいています。毎年1月27日前後に、国連が定めた「ホロコースト国際デー」には、シンポジウムや上映会を開催。ポーランド、ドイツなどヨーロッパへのスタディツアーを企画・引率。一人ひとりがかけがえのない命。皆が自分らしく生き、人を思いやる共生の社会を作ることを目指しています。