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【アフリカ日本協議会】
「今なぜパンデミック条約か=コロナの経験に学び、次の健康危機に備える=」ウェビナー開催のお知らせ

  • 自宅でできる
受付は終了しました
 

ID:53487

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
グローバルヘルスパンデミック条約国際保健新型コロナ
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 国際協力 、 外国人・多文化共生 、 子ども 、 人権・平和
団体名:
アフリカ日本協議会

趣旨

5/27~6/1に世界保健総会(WHO総会)が行われます。慶応義塾大学法学部の詫摩佳代教授をお招きし、「パンデミック条約」の策定と、国際保健規則の改定について、趣旨や課題を市民社会の視点から議論します。

主要項目

開催日

2024年5月21日(火)


午後7時~8時30分
※終了後、映画「新型コロナが映すいのちの格差」予告編上映を予定(8時30分~8時45分)

地域

不特定

場所

オンライン(Zoom)

申込み締切

2024年5月20日(月)

申込み方法・備考

午前8時締切

以下の登録フォームにご記入・ご送信ください。ご登録いただいた方に別途、ズームのリンクをお送りいたします。登録フォーム:こちら(https://x.gd/wGBhS

内容

コロナ禍がどうにか終わった2023年5月から1年余、コロナは徐々に忘れられつつあります。一方、世界では、次なるパンデミックに世界全体で備えよう、ということで、世界保健機関(WHO)の「国際保健規則」の改定に加え、新たに「パンデミック条約」の策定が進められています。いずれも、この5月末に開催される世界保健総会に向けて大詰めの協議がされているところです。

パンデミック条約に関する交渉は、2021年11月から2年半にわたって、世界194か国・地域の代表が参加して協議が進められてきました。交渉の全体会はインターネットで同時中継と録画公開がなされ、草案も公開されていますが、日本ではほとんど報道されておらず、日本語の情報に乏しいこともあって、「いま、なぜ?」という印象を持たれる方も多いと思います。

このウェビナーでは、「パンデミック条約」とは何か、世界レベルでパンデミックに備え、また、公平な医療アクセスを実現するうえでどのような意義があるのか、SNSで散見される「反対論」には根拠がるのか、といったことについて、グローバル保健ガバナンスの専門家、詫摩佳代さん(慶応大学法学部教授)と一緒に読み解いていきたいと思います。

参加を希望される方は上記の登録フォームに必要事項をご記入、ご送信ください。

<プログラム>

◆開会挨拶・趣旨説明:内田聖子(アジア太平洋資料センター)

◆パンデミック条約策定・国際保健規則改定に関するアカデミアからの考察

詫摩佳代・慶応義塾大学法学部教授

◆パネルディスカッション1:市民社会にとってのパンデミック条約等の意義

パネリスト:金杉詩子(国境なき医師団日本)、稲場雅紀(アフリカ日本協議会)

◆パネルディスカッション2:反対論とその背景

パネリスト:本田徹(シェア国際保健協力市民の会)、稲場雅紀

◆質疑応答

◆終了挨拶

<ウェビナーのゲスト 詫摩佳代さんのご紹介>

詫摩佳代(慶應義塾大学法学部教授)

東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学、博士(学術)。東京都立大学法学部教授、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)訪問研究員を経て2024年より現職。専門は国際政治、グローバル・ヘルス・ガバナンス。

この情報に関するお問い合わせ

<主催・問合せ>

公正な保健医療アクセスをすべての人に!連絡会

事務局:アフリカ日本協議会(担当:稲場、朴)
メールアドレス:ajf.globalhealth@gmail.com
団体紹介
団体名称 : アフリカ日本協議会
【問い直し、つながり、行動するフォーラムとして】
アフリカ日本協議会(AJF)は、1993年の第1回アフリカ開発会議(TICADⅠ)に対して、アフリカの草の根の人々の声を届けたことをきっかけに設立されました。AJFは、アフリカをとりまく環境が変化するなかで、「問い直し、つながり、行動するフォーラム」として、活動しています。

【問い直す】
アフリカをめぐる差別や偏見、不平等や不公正などにより人々が抱えるさまざまな困難を理解し、世界の中でアフリカがおかれた位置や政治・経済・社会のあり方、そして私たちの暮らしを問い直します。

【つながる】
アフリカをめぐる歴史的な負の遺産に立ち向かってきた人々の経験と実践を踏まえ、私たちの生きる世界が直面するさまざまな課題と向き合い、変革をめざすアフリカの人々とつながります。

【行動する】
社会課題に立ち向かうアフリカの人々や団体と連携・協力します。そして、人々の日常的な困難から政治や経済のシステム上のグローバル課題に至る多面的な問題の提起、改善のための政策や取り組みの提言などを通じて行動します。

これら3つの柱を念頭に、現在、AJFは以下の事業に取り組んでいます。

◆在日アフリカ人共生・協働事業
アフリカにルーツを持つ人々と協働し、アフリカンキッズクラブの運営および日本におけるアフリカ理解や多文化共生を促進する事業
>>在日アフリカ人とともに 
>>アフリカンキッズクラブ(African Kids Club)

◆ネットワーク形成事業
アフリカに関わるNGOや研究者、国際機関、政府機関などとの相互協力に基づくネットワーク形成のための事業
>>グローバルヘルス
>>TICAD

◆アフリカ調査・研究事業
アフリカに関わる諸問題の調査・研究の事業
>>国際保健とCOVID-19 
>>アフリカの食料と農業 
>>自然環境保全

◆政策提言事業
アフリカに関わる調査・研究や国際会議への参加などを通じ、日本政府や国際社会に向け政策を提言する事業
>>グローバルヘルス
>>TICAD 

◆アフリカ理解促進事業
セミナー開催、出版、ホームページなどを通じた、日本におけるアフリカ理解の促進のための事業
>>出版・成果物
>>会報『アフリカNOW』
>>AFRICA ON LINE(メールマガジン)
>>イベント

◆アフリカ支援事業
アフリカの困難な状況を解決するための人々の自発的な取り組みを、人的・物的・財政的協力や情報発信・広報活動などを通じて支援する事業
その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

<主な活動分野>
■グローバルヘルス
感染症などの保健・医療問題の解決に向け、国内外のNGOと調査・提言。

■食料と農業
飢餓や食料問題について現状を知り、どう行動するかを考えるイベントや勉強会を開催。

■多文化共生
日本で暮らすアフリカにルーツをもつ人びとと協力し、ともに安心して暮らせるよう活動。

■アフリカ熱帯林の保全
熱帯林と野生生物、人びとに関わる課題について考え、行動するために情報を発信。