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5/27~6/1に世界保健総会(WHO総会)が行われます。慶応義塾大学法学部の詫摩佳代教授をお招きし、「パンデミック条約」の策定と、国際保健規則の改定について、趣旨や課題を市民社会の視点から議論します。
2024年5月21日(火)
午後7時~8時30分
※終了後、映画「新型コロナが映すいのちの格差」予告編上映を予定(8時30分~8時45分)
不特定
オンライン(Zoom)
2024年5月20日(月)
午前8時締切
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コロナ禍がどうにか終わった2023年5月から1年余、コロナは徐々に忘れられつつあります。一方、世界では、次なるパンデミックに世界全体で備えよう、ということで、世界保健機関(WHO)の「国際保健規則」の改定に加え、新たに「パンデミック条約」の策定が進められています。いずれも、この5月末に開催される世界保健総会に向けて大詰めの協議がされているところです。
パンデミック条約に関する交渉は、2021年11月から2年半にわたって、世界194か国・地域の代表が参加して協議が進められてきました。交渉の全体会はインターネットで同時中継と録画公開がなされ、草案も公開されていますが、日本ではほとんど報道されておらず、日本語の情報に乏しいこともあって、「いま、なぜ?」という印象を持たれる方も多いと思います。
このウェビナーでは、「パンデミック条約」とは何か、世界レベルでパンデミックに備え、また、公平な医療アクセスを実現するうえでどのような意義があるのか、SNSで散見される「反対論」には根拠がるのか、といったことについて、グローバル保健ガバナンスの専門家、詫摩佳代さん(慶応大学法学部教授)と一緒に読み解いていきたいと思います。
参加を希望される方は上記の登録フォームに必要事項をご記入、ご送信ください。
<プログラム>
◆開会挨拶・趣旨説明:内田聖子(アジア太平洋資料センター)
◆パンデミック条約策定・国際保健規則改定に関するアカデミアからの考察
◆パネルディスカッション1:市民社会にとってのパンデミック条約等の意義
◆パネルディスカッション2:反対論とその背景
◆質疑応答
◆終了挨拶
<ウェビナーのゲスト 詫摩佳代さんのご紹介>
詫摩佳代(慶應義塾大学法学部教授)
東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学、博士(学術)。東京都立大学法学部教授、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)訪問研究員を経て2024年より現職。専門は国際政治、グローバル・ヘルス・ガバナンス。
<主催・問合せ>
公正な保健医療アクセスをすべての人に!連絡会