差別を煽る人たちは、しばしば故意に、あるいは誤認によって誤った情報を流します。それに惑わされず誤りの証拠と正しい情報を見つけ、情報の意味を分析し、効果的に社会に伝えなければ差別を止めることはできません。記事を書くこと、運動の方針を決めること、他者に働きかけること…全ての基礎になるのは情報です。 本講座では、スタンダードなインタビュー、アンケートから最新のインターネット調査まで、社会を変える知を手に入れる方法を、ダイジェストで学びます。
2024年11月9日(土)
2024年11月23日(土)
2024年12月7日(土)
2024年12月14日(土)
2024年12月21日(土)
2025年1月11日(土)
2025年1月25日(土)
2025年2月22日(土)
2025年3月1日(土)
「10:00-12:00」「土曜日」「全10回」
北区、 不特定
第1回~第5回、第7回~第9回…オンライン開催のみ
第6回…現地開催のみ
第10回…現地とオンラインのハイブリッド開催
・第10回会場:一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所
・zoomURLは、講座当日のイベント開始1時間前を目安にお送りいたします。
どなた様も
2025年3月3日(月)
https://24chousa.peatix.com/
・お申し込みの締め切りは3月3日(月)23:55です。
・お申込み時点ですでに終了している回につきましては、後から配信でご覧いただけます!
一回券
一般 3,800円(税込)
全回通し券(全10回)
一般 36,000円(税込)
※全10回の内、複数回(10回未満)を購入される場合、お手数おかけしますが一回券をそれぞれの回で1枚ずつ購入してください。
差別を止めたいですか? 社会を変えたいでしょうか? それならば、まず、社会の姿を明らかにしなければなりません。
そして、フェミニストにとって、差別を解消したいと願う人たちにとって、調査は重要です。差別を煽る人たちは、しばしば故意に、あるいは誤認によって誤った情報を流します。それに惑わされず、誤りの証拠と正しい情報を見つけ、情報の意味を分析し、効果的に社会に伝えなければ差別を止めることはできません。記事を書くこと、運動の方針を決めること、他者に働きかけること……全ての基礎になるのは情報です。
本講座では、スタンダードなインタビュー、アンケートから最新のインターネット調査まで、社会を変える知を手に入れる方法を、ダイジェストで学びます。
第6回を除くすべての回に、UDトーク(校正者あり)による日本語リアルタイム字幕が付きます。
※第6回を除くすべての回で録画配信を行います。
※第1,6,8,9回のチケットは、単発ではご購入いただけません。該当の回にご参加されたい場合は、全回通し券をご購入ください。
「ガイダンス~なぜ調査が必要なのか?」
講師:ふぇみ・ゼミ運営委員 熱田敬子(あつた・けいこ)さん・飯野由里子(いいの・ゆりこ)さん・梁・永山聡子(やん/ながやま・さとこ)さん
「公文書調査の方法と課題ー隠ぺいを見つけ、民主主義の基礎を作り上げる」
講師:梁・永山聡子(やん/ながやま・さとこ)さん
プロフィール: ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、成城大学グローカル研究センター研究機構客員研究員。在日朝鮮人3世。社会学、ジェンダー研究、朝鮮半島のジェンダー秩序とフェミニズム。研究課題は、ポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズムの権力関係。日本軍の性暴力問題に関する活動・調査研究。希望のたね基金で日韓若者交流事業に従事(2017年から2021年)、韓国・女性家族部・日本軍慰安所研究所委託研究(2021年度)。1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動・事務局を担当。在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会、アジア女性資料センター他で活動。韓国の社会学者キム・ジヘの『差別はたいてい悪意のない人がする』(編集協力)『家族、この不条理な脚本』(解説)を担当。
「アクションリサーチのためのフィールドワーク」
講師:熱田敬子(あつた・けいこ)さん
プロフィール: 東京下町育ち。フェミニスト、アクティヴィスト。ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学講師。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動など。共著に『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(編著者:熱田敬子、金美珍、梁・永山聡子、張瑋容、曹曉彤、大月書店、2022)など。
「障害のある女性の困難を可視化して」
講師:佐々木貞子(ささき・さだこ)さん
プロフィール: DPI女性障害者ネットワーク副代表、DPI障害者差別解消ピアサポート相談員。二人の娘の子育て中、「眼の見えない人が子どもを育てている!」という近隣の人々からの奇異な視線や態度に苦しみました。これらの体験から複合差別を受けていると気づき、課題解消を目指して活動を続けています。
「インタビューの方法ーフィールドワークにむけての準備」
講師:ふぇみ・ゼミ運営委員:熱田敬子(あつた・けいこ)さん・飯野由里子(いいの・ゆりこ)さん・梁・永山聡子(やん/ながやま・さとこ)さん
「フィールドワーク」
講師:慎民子(しん・みんじゃ)さん
プロフィール: 一般社団法人ほうせんか理事。関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会所属。プンムル(風物)トッケビを主催、追悼式で披露。 1949年品川生まれ、韓国籍を持つ朝鮮人二世。日本の教育を受けたが、同胞の成人式で、在日の仲間に出会い、歴史や本国情勢、文化などを学び合う場を作った。中でも、関東大震災時の事件は衝撃で「殺される恐怖」を覚えた。「殺される側の者である」認識を得て、日本での生き辛さの基にいきついた。で、「殺されないために何をすべきか、どう生きるのか」が、自身の課題になった。それから20年経って、『追悼する会』と出会い、追悼活動に参加。
「アクティヴィズムとしての資料調査~チラシからZINEまで」
講師:飯野由里子(いいの・ゆりこ)さん
プロフィール: ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員。一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員。専門はフェミニズム・ディスアビリティ研究。主な著書に『合理的配慮:対話を開く対話が拓く』(共著、有斐閣、2016年)、『「社会」を扱う新たなモード:「障害の社会モデル」の使い方』(共著、生活書院、2022年)など。
「調査計画の作成」
講師:ふぇみ・ゼミ運営委員:熱田敬子(あつた・けいこ)さん・飯野由里子(いいの・ゆりこ)さん・梁・永山聡子(やん/ながやま・さとこ)さん
「報告会」
講師:ふぇみ・ゼミ運営委員:熱田敬子(あつた・けいこ)さん・飯野由里子(いいの・ゆりこ)さん・梁・永山聡子(やん/ながやま・さとこ)さん
「社会調査をどう司法に活かすか~レイシャルプロファイリング調査を中心に~」
講師:宮下萌(みやした・もえ)さん
プロフィール: 弁護士(東京弁護士会所属)。ヘイトスピーチや人種差別とテクノロジー、レイシャルプロファイリング等に関する活動を行っている。人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟#STOPレイシャルプロファイリング弁護団の弁護団員。 主な著作に『テクノロジーと差別 ネットヘイトから「AIによる差別」まで』(編著、解放出版社、2022年)、『AIプロファイリングの法律問題 AI時代の個人情報・プライバシー』(共著、商事法務、2023年)、『レイシャル・プロファイリング 警察による人種差別を問う』(編著、大月書店、2023年)等
ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所
〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
*JR赤羽駅南口から徒歩約8分です
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://24chousa.peatix.com/
寄付サイトSyncable:https://syncable.biz/associate/femizemi/