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【「ひと・まち」長津田俱楽部】
【映画上映会】なぜ彼はまだ沖縄戦の犠牲者の遺骨を掘り続けるのか?『骨を掘る男』自主上映

  • 「1日だけ参加」も可
  • 1時間~可
  • 初心者歓迎
  • 中高生歓迎
  • 親子歓迎
  • 見学・体験歓迎
  • 大人数(10~20人)のグループで参加できる
受付は終了しました
 

ID:54237

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
平和戦争映画沖縄戦遺骨
活動テーマ:
音楽・アート・芸能 、 障がい者 、 人権・平和 、 地域・まち・居場所づくり
団体名:
「ひと・まち」長津田俱楽部

趣旨

”あと10センチで出逢えるかもしれない。”

ガマフヤー具志堅隆松 70歳

なぜ40年も沖縄を掘り続けるのか?

新進気鋭の映画作家が生まれ育った

沖縄の歴史といまを見つめた次なる世代のドキュメンタリー『骨を掘る男』の自主上映会です。

映画上映の後には、監督の奥間勝也さんと毎日新聞専門記者の栗原俊雄さんの対談もあります。

大変貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

主要項目

開催日

2024年11月29日(金)


13時~16時

地域

東京都外

場所

横浜市緑区長津田2-1-3 横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク 大ホール

申込み方法・備考

こちらのサイトからお申込みください。
https://bit.ly/movie-2024-11-29

内容

開催概要

会場アクセス:JR長津田、東急田園都市線長津田駅北口徒歩4分

お問い合わせ::主催者「ひと・まち」長津田倶楽部 代表佐々木京子 

開催時間

12時開場

13時開演~(115分上映) 

終了時間:16時

映画上映後、奥間監督と毎日新聞専門記者の栗原俊雄さんとのトークあり

自主上映のきっかけ

私自身も戦没者遺族である。

伯父はレイテ島カンギポット山、叔父はミンダナオ島で戦死している。

数年前に家族宛のハルビンからの葉書が見つかった。

伯父が出征して間もなく、戦場に向かうまでの間に送った「戦地からの葉書」である。

それをきっかけに戦争について興味を持ち始めた。

弟である94歳の父が健在なうちにと,私も奥間監督さん同様にDNA鑑定行っている。

ほんのひと欠片でも良い、遺族としては生きた証である遺骨が戻って来るのを待っている。 

(代表佐々木)

監督メッセージ

具志堅さんはひとりで黙々と土を掘っている。最初はそう思っていた。

しかし、どうやらそれは違ったようだ。

具志堅さんは、まるで自分が誰かに見られているような感じで掘っていることに気づいた。

沖縄で遺骨収集を続けていれば、何回かに一回は遺骨が出てくる。

掘り出した骨を見ながら具志堅さんといくつか言葉を交わすと、

やがて、無言で骨を見つめる時間がやってくる。

しかし骨は何も語ってはくれない。

見続けていると、見ている私たちを骨が見返してくるように感じるときがある。

「あぁ、これか」と思った。

だから具志堅さんは自分がとるべき行動をとり続けるのだし、私はこの映画を作りきったのだろう。

どうかあなたにも見てほしい。

奥間勝也監督 プロフィール

1984年沖縄県生まれ。映像作家。

琉球大学大学院修士課程で文学を学んだ後に上京。

沖縄を舞台に制作した中編映画『ギフト』が

ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(Visions du Reel:スイス)や

山形国際ドキュメンタリー映画祭など国内外で上映される。

北インド・ラダック地方で撮影した『ラダック それぞれの物語』は

山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門で奨励賞を受賞。

WOWOW「いま甦る幻の映画『ひろしま』〜受け継がれていく映画人の想い〜」では

全日本テレビ番組製作社連盟ATP賞最優秀新人賞を受賞した。

ゲストプロフィール 栗原俊雄さん

1967年生まれ。東京都出身。

早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学大学院修士課程修了(日本政治史)。

1996年に毎日新聞社へ入社。2020年から専門記者。

日本近現代史、ことに戦後補償史がテーマ。

著書に

『遺骨 戦役者三一〇万人の戦後史』

『東京大空襲の戦後史』(以上岩波新書)

★第4回「ジャーナリズムXアワード」Z賞受賞(2023・12月)

『硫黄島に眠る戦役者:見捨てられた兵士たちの戦後史』(岩波新書)

『特攻 戦争と日本人』(中公新書)

『戦後補償裁判 民間人たちの終わらない「戦争」』(NHK出版新書)

『戦争の教訓 偽政者は間違え、代償は庶民が払う』(実業之日本社)など。    

2009年、第3回疋田桂一郎賞を受賞

この情報に関するお問い合わせ

メール: rbykg417@yahoo.co.jp

団体紹介
団体名称 : 「ひと・まち」長津田俱楽部
横浜市緑区事業「ひと・まち」スクールの修了生の長津田在住者で発足。2023年6月にみどりーむに団体登録を
したばかりです。テーマは限らず長津田で色々な事を進めて行きたいです。

●2023年度事業

〇①2023/8月 戦争関連の映画「ペーパーシティ東京大空襲の記憶」の上映と監督とのテーブルトークを、みどりアート
パークで開催
地元の印刷屋さんに頼むなど地域と連携した。また戦争映画に関しては、戦争は民間人に大きな影響を及ぼし未だに戦争は終わっていない。映画から戦争に対する考えを皆さんに共有していただいた。

〇②2023/11月 長津田在住の知的障害を持つ小林大介さんの地元初の個展を開催
地元長津田の施設を使って、地元のアーティストの周知をし、沢山の人に足を運んでいただく事が出来た。