虐待や貧困などで親から離れて児童養護施設で暮らす子どもたちは都内で3千人。入所中の支援は比較的充実していますが、18歳で成人すると支援対象から外れすぐ退所・自立を迫られます。多くは頼りになる人や制度がなく、ちょっとしたことで生活基盤を失うリスクにさらされています。現在、世田谷区と豊島区に2軒開設済・運営中で、さらに拡大を目指しています!
ご都合のいい日時、形式(対面・オンライン・メール・電話等)で、ご挨拶・ご説明させていただきます
新宿区、 杉並区、 世田谷区、 調布市
空き家の所在地はニーズの高い東京23区及びその近隣で探しています。
3~5年間家賃無料提供※を検討いただける空き家大家様(個人・企業)、または大家様をご紹介いただける方。
メール:kaitaku-jimu@googlegroups.com(事務局)までお気軽にご連絡ください
親からの虐待や貧困などで特に苦しんで、児童養護施設で暮らす子どもたちは全国で約3万人。子どものうちは公的な手厚い支援がありますが、多くの人は18歳で成人すると頼る人も制度もほとんどない中で自立を迫られます。しかし、18歳で自立できる人などいったい世の中にどれくらいいるでしょうか。彼らのなかにはちょっとしたきっかけで人生を転落させ、住む家にも困る人もいるのが現実です。
一方で、全国すべての家のうち7軒に1軒はいま空き家となっており地域経済・景観・治安上の問題を引き起こしています。都心部にも数多くの空き家が存在し、世田谷区は全国で最も空き家の多い自治体となっています。
住むところにも困る人が無数に存在する一方で、人の住まない空き家が無数に存在するという日本社会の矛盾。みなさんはどう感じますか?
当団体は東京郊外ですが空き家を家賃無料で借り受けて、自ら改修し、児童養護施設のふるさとの家「さとごろりん美山」を開設した経験があります。東京都心でも同じようにできるのではないか?と考えまして、2023年夏、東京都心の空き家探しを始めました。
しかし企画は難航を極めました・・・いくら空き家でも知らない人に家賃無料で貸そうなんて人は、全く見つからないのです。空き家行政の関係者からも冷たくあしらわれるばかり。
でもゼロではなかったのです。ついに、あらゆる伝手をたどり丁寧に説明するなかで、東京都世田谷区の家屋を所有する個人大家様、東京都豊島区の家屋を所有する企業大家様から本企画に全面賛同・協力いただけることになったのです。
そして、大家様のご意向を踏まえて3~5年間限定の無償利用契約を締結し、児童養護施設の子どもたちも含めて私たち自身で3か月ほど片付け・改修を行い、2024年4月、ついに児童養護施設退所者の自立応援の家「まちごろりん世田谷/豊島」(合計7名入居可能)を開設しました!
本企画は、家賃無料にとどまらず積立促進・仲間づくり・就職応援、そしてふるさとづくりも含めた総合的な自立応援です。しかも税金に頼らずに最低限の費用だけで、民間の力を結集して応援する画期的な試みです。入居者からは感謝の声はやまず、厚労省・環境省・東京都など行政機関から視察、マスメディアでの特集なども相次いでいます(詳しくは当団体WEBサイトをご覧ください)。
2軒の成功実績を元に、私たちはさらに施設退所者の自立応援の家「まちごろりん」をさらに拡大していきたいと考えています。
ただ今、東京都心部で3~5年間家賃無償で提供いただける空き家をお持ちの企業様・個人様、空き家探し協力者を募集しています!
もし様々な事情でしばらくの間空いているけれど賃貸までは考えていなかった空き家があるようでしたら、ぜひ3~5年間限定・家賃無料で当団体に貸していただけないでしょうか。当団体が児童養護施設の子どもたちと一緒になって必要な片付や改修を行いますので、そのままでは貸せない状態でも支障ありません。また、「荷物が片づけられていない」「将来的には利用予定がある」など大家様のご状況に合わせてご相談しながら対応検討いたします。
固定資産税や火災保険等は当方で負担します。大家様に余計な負担や責任が及ばないよう契約させていただきます。期間終了後、延長なしできれいにして返却いたします。
もしご関心ご興味をいただけるようでしたら、まずはお気軽にメールでお問合せいただき、オンラインや対面、電話などでご挨拶・ご紹介させてください。
この情報に関するお問い合わせ先 メール:kaitaku-jimu@googlegroups.com(事務局)までお気軽にご連絡ください