当会は社会福祉に関する諸活動に対して援助を行い、もってわが国社会福祉の向上に寄与することを目的とし、社会福祉に関する事業に対して助成を行います。
助成の対象:医療的ケア児者の福祉向上案件を対象とします。
【医療的ケア児者とは】
日常生活および社会生活を営むために人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケア(*)が
日常的に必要な児童、人のことをいいます。
*医療的ケアとは自宅で家族等が日常的に行う医療的生活援助行為のことです。同じ内容でも医師や看護師などが行う
医療行為」とは区別されます。
(1)具体的には医療的ケア児者を支援する民間の事業を対象とします。尚、助成申込案件は次の要件を具備するもので
あることを要します。
〇原則として法人・団体であること(施設単位ではなく、法人・団体単位)。法人格をもたないものであっても、特
に助成することにより効果が期待できる場合は対象とします。
但し、個人および株式会社等の営利法人等は対象外とします。
*反社会的勢力、および反社会的勢力に関係すると認められる団体からの申請は受付致しません。
(2)当財団が想定している助成ニーズ
①支援機関・団体への助成:
〇施設備品購入:介助用昇降ベッド、通所送迎車両でのドライブシート、入浴介助の環境整備、玩具・読み聞かせ
図書の購入 等
・ICT化促進の物品購入:タブレット、プロジェクター、視線入力装置、会話補助装置、意思伝達装置用スイッチ 等
・訓練用品購入:歩行器、座位保持椅子、クッションチェア、ビーズクッション 等
・災害対策品購入:ポータブル発電機、蓄電池、酸素ボンベ、エアーストレッチャー 等
・施設改修費:床暖房、冷暖房機器、階段昇降機、スロープ゚、ソーラーパネル 等
②地域支援ネットワークづくりのためのセミナー、ピアサポート研修会の開催資金 等
〇医療的ケア児者及びその家族のQOL(Quality of Life)向上を幅広く支援したいと考えています。個別相談がある場
合は『当財団ホームページお問合せメール』又は 電話03-3201-3225 当財団事務局までお問合せ下さい。
年間総額350万円以内、1件当たりの金額は原則として50万円を限度とします。
(応募最低額 原則10万円、万円単位)
2025年7月31日(木) 必着
申込手続
所定の申込書に必要事項を記入のうえ、必要書類等を添付し、下記ルートにより当財団にお申し込みください。
①都道府県・指定都市社協(申込書が配布されています)→申請団体(申込書記入)→当財団(申込受付)
②当財団ホームページ(https://www.shouohkai.or.jp/)掲載申込書→申請団体(申請書記入)→当財団(申込受付)
※申込用紙の社会福祉協議会等のコメント欄は、都道府県・市区町村社会福祉協議会又は、県及び市区町村行政の福祉関部署に記入を依頼してください。
(必須要件となっておりますのでコメントなき場合は無効とさせて頂きます)
申込書送付先
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目5番5号
大手町タワー地下1階
一般財団法人 松翁会 事務局 社会福祉事業助成係
詳細はこちらをご覧ください。
助成対象期間:2026年3月末までに終了予定の事業とします。
その他
(1) 選考の為に必要と認めた場合に、更に詳しい書類の提出をお願いする、あるいは訪問調査をすることがあります。
(2) 申込書類への記載や添付書類でお送りいただいた個人情報は、選考に係る業務に使用し、それ以外には使用いたしま
(3) 助成決定後、助成先の法人・団体名、所在地、助成事業内容、助成金額を公表させて頂きます。予めご了承のうえ、
(4) 助成先に対しては、承諾書および領収書の提出を求めるほか、助成事業の実施状況、助成金の使用状況についての
(5) また助成後3年間については活動状況等についてフォローアップアンケート調査をすることがあります。
(6) 今年度他団体に助成申請している場合は、申込書の記入欄に申請団体名および申請案件を必ずご記入ください。
(7) 過去3年間で助成団体より助成を受けられた場合は、申込書の記入欄にその助成団体名をご記入ください。
(8) また、個別に相談がある場合は『ホームページお問い合わせメール』にてお問合せください。
(9) 応募書類は返却致しませんので予めご了承ください。
(10) 次に該当する場合には、助成金の交付停止もしくは返還を求めることがあります。
申込書送付先
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目5番5号
一般財団法人 松翁会 事務局 社会福祉事業助成係