ボラ市民ウェブ
イベント・講座

【東京加害者臨床研究会】
東京加害者臨床研究会第31回例会――被害者支援と整合性のある加害者「更生支援」を目指す.

  • 「1日だけ参加」も可
掲載期限 : 2025年8月10日(日)
 

ID:54826
キーワード:
DVカウンセリング加害者加害者更生プログラム加害者臨床
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 相談・カウンセリング 、 人権・平和 、 いじめ・暴力・被害
団体名:
東京加害者臨床研究会

趣旨

DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者の心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。しかし、加害者は言い訳や自分の考えの正当化などにより変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。

この研修会では、DV克服を目指す男性の変化を、丁寧に、そして徹底して促進するための有効なアプローチを提供してきました。関心のある方のご参加をお待ちしております。

主要項目

開催日

2025年8月9日(土)


14:00 - 17:00

地域

新宿区

場所

東京ボランティア・市民活動センター(JR総武線飯田橋駅1分):〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1 飯田橋セントラルプラザ10F

対象

関心のある方
※この研修会の性質上、DV加害経験のある方のご参加は、ご遠慮いただいております。

申込み方法・備考

※電話連絡の後に、参加費の振込みをお願いいたします。
※主催者都合の不催行を除き、納入額の払い戻しは致しかねますことを、ご了承ください.
      ■振込先 [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之

東京加害者臨床研究会事務局
メンタルサービスセンター内 〒173-8799 板橋郵便局留
Tel.03-5926-5302 https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/TOUKARINKEN-reikai.htm


江東区DV啓発1

江東区DV啓発2

DVカルタ記事

内容

DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者の心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。しかし、加害者は言い訳や自分の考えの正当化などにより変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。

この研修会では、DV克服を目指す男性の変化を、丁寧に、そして徹底して促進するための有効なアプローチを提供してきました。関心のある方のご参加をお待ちしております。

このアプローチは被害者支援との整合性を大切にしており、被害者の面接にも大いに役立ちます.

こだわりの強い加害者クライエントを揺さぶり、臨床家のペースに持っていく面接スキルがあります.

加害者クライエントの面接に関して、戸惑いなく確信をもった方針で運営できるようになります.

本研究会で学ぶスキルの多くはbrief therapyの応用で、動機づけ面接法のスキルとも共通点があり、他の困難ケースの面接に広く活用できます.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第31回例会テーマ:離婚後、DV加害者と子の面会交流問題を適正化する(1)

DV加害者が離婚した後、子どもとの面会交流が大きな問題となります。被害女性が「子の成長のために必要」と考えて父親に合わせるケースでは、父親が相手に配慮を欠いてトラブルになりがちです。加害者には離婚されたことの恨みや、生活上の寂しさ・不安があり、身勝手な振る舞いとなって、果ては子に会えなくなる事態にも、なりかねません。従来の加害者プログラムには、離婚後の子や元妻との適切なあり方を導く内容が欠けている問題が、あります。今回は、加害者が、元妻側の事情や気持ちを適切に配慮する/家族ではなくても、父親として子の成長に貢献するためのノウハウを蓄積する――という側面の更生支援の実際を紹介します。また、加害者の内にある、元妻や子への独りよがりな考え・感情を整理するアプローチも、デモンストレーションを交えて紹介します。次回は、子に会えない加害者の問題を取り上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■関連論文:草柳和之「DV加害者更生プログラム-体系化された加害者の心理療法序論」『こころの科学No.172/2013.11』(日本評論社)

〔講 師〕草柳和之(大東文化大学非常勤講師、メンタルサービスセンター代表・カウンセラー、他)

〔参加費〕予約3,000円(当日=3,500、初回参加の方・予約2,000円(当日=2,500円)

予約申込:東京加害者臨床研究会事務局

メンタルサービスセンター内 〒173-8799 板橋郵便局留

Tel.03-5926-5302 https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/TOUKARINKEN-reikai.htm

★カウンセリングもこちらで受け付けています(zoomも対応可能.初回電話相談は無料)。

━━━━━━“加害者臨床”の言葉について━━━━━━

草柳和之氏による造語。雑誌『現代のエスプリNo.491:

加害者臨床』(至文堂,2008年)として特集されたように,

近年,徐々に専門家の間で,この用語が使用されてきてい

る。この言葉の初出は,草柳和之の論文「加害者のDV

克服支援からの新たな視点―フェミニズムと“加害者臨

床"の統合モデルに向けての試論」 『国立婦人教育会館

研究紀要第4号,2000』 である.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

関連情報

■DV女性被害者のカウンセリング→→https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/DV%20Victim%20Support%20page.htm

■当団体の活動実績→→http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/compliment%20of%20the%20representative%20page%20-.htm

■DV被害者対応スキルアップ研修会⇒⇒被害者ファーストの支援を探求する.→→https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/Skill%20Up%20Training%20for%20DV%20Victim%20Support%20page.htm

■面接を上達する秘訣~《リフレイミング技法・研修会》→→https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/reframing%20training%20page.htm

■DV加害者自助グループHP→→ http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/DV%20Perpetrator%20SHG.html

■望ましいDV加害者更生プログラムとは?――プログラムを選ぶ際の指針のために→→https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/for%20better%20choise%20of%20%20batterrer's%20program.htm

■当団体の実施するDV加害者のための更生プログラムについて→→https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/Treatment%20Program%20for%20DVperpetrators%20page.htm

講師紹介: 草柳和之

メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.大東文化大学非常勤講師.長年,DV被害者支援の相談活動に携わり,離婚裁判の意見書執筆をはじめとした被害者の裁判支援にも意欲的に取り組む.同時に,我が国で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手,臨床と研究を重ねて20年あまりにおよぶ.その活動は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.人権教材《DVカルタ》の製作者。災害心理社会的支援に関する大学間ネットワーク・緊急時支援登録者.

著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨臨床の試み-脱暴力プログラムの新展開』(新水社),『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版),「災害と性暴力――性暴力をなかったことにしない、させないために」(日本看護協会出版会),他多数.家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.

長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した。日本カウンセリング学会認定カウンセリング心理士. NLPマスター・プラクティショナー.

この情報に関するお問い合わせ

電話連絡の後に、参加費の振込みをお願いいたします。

主催者都合の不催行を除き、納入額の払い戻しは致しかねますことを、ご了承ください.

     ■振込先 [みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之

東京加害者臨床研究会事務局

メンタルサービスセンター内 〒173-8799 板橋郵便局留

Tel.03-5926-5302 https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/TOUKARINKEN-reikai.htm

団体紹介
団体名称 : 東京加害者臨床研究会
DV加害者の変化を促す有効なアプローチを提供する研修会を開催をしています。