「日本人」であればもつことが当然のように考えられている戸籍。だが、戸籍とは何のためにあるのか?と問われた時、明確に答えられる人はどれほどいるだろうか?意外と知らない戸籍の歴史と役割をたどることにより、「日本人」および「家族」なるものを問い直してみたい。
2025/06/09(月)
2025/06/23(月)
2025/07/14(月)
2025/07/28(月)
2025/08/04(月)
北区、 不特定
第1-4回まで完全オンライン開催。
第5回のみハイブリッド開催(後から配信あり)。
会場…赤羽ふぇみゼミ事務所
〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
全年齢向け
2025年8月4日(月)
お申込み:https://b2fz2025.peatix.com/
■チケット代
・講師お一人による講座を1コースとし、2025年度は全部で7コース開催します。1コース(5回)からお申込みいただけます。
一般・・・・・・17,600円(税込)
学生/2025年度ふぇみ・ゼミ寄付者(5,000円以上の寄付者)・・・・・・14,300円(税込)
ふぇみ・ゼミU30受講生・・・・・・8,800円(税込)
7コースすべてを受講する方・・・・・・88,000円(税込)
「日本人」であればもつことが当然のように考えられている戸籍。だが、戸籍とは何のためにあるのか?と問われた時、明確に答えられる人はどれほどいるだろうか?
戸籍は国民を家族単位で登録し、「日本人」の公式な証明とされてきた。そしてまた、それは「家」の象徴として日本における「家族」のかたちを規定するものであり続けてきた。
だが、戸籍は必ずしも現実の「家族」を反映するものではなかったのも歴然たる事実である。今日「家族」のかたちは多様化の一途であるが、結局は戸籍という厚い壁にぶつかる。そこに目を向ける時、戸籍という国民管理制度のかかえる矛盾や不条理が浮き彫りになる。
意外と知らない戸籍の歴史と役割をたどることにより、「日本人」および「家族」なるものを問い直してみたい。
ジェンダー、フェミニズムを学ぶ際に見落としがちな、人種、民族、階級などのマイノリティ差別の問題。
一見ジェンダーとは関係ないと思われがちなこれらの問題は、実はインターセクショナルなフェミニズムを学ぶための土台です。
ジェンダー、フェミニズムを学びたいみなさんに、いま旬なトピックをそれぞれ5回の講座に渡って、講師の方からお話いただきます
第1回 6月9日(月)「戸籍とは何のためにあるのか?―「日本人」のための「家」の系譜」
第2回 6月23日(月)「戸籍の歴史-「日本人」をつくってきたもの」
第3回 7月14日(月)「家制度と戸籍-周縁に追いやられた女性」
第4回 7月28日(月)「日本で認められぬ選択的夫婦別姓と同性婚-戸籍が「家族」の絆になる?」
第5回 8月 4日(月)「本当に戸籍は必要なのか?-多様な個人が生きられる社会へ」
遠藤正敬(えんどう・まさたか)1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。早稲田大学、宇都宮大学等非常勤講師。専攻は政治学、日本政治史。著書に『戸籍と国籍の近現代史-民族・血統・日本人 第3版』(明石書店、2024)『犬神家の戸籍-「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021)、『天皇と戸籍-「日本」を映す鏡』(筑摩選書、2019)、『戸籍と無戸籍-「日本人」の輪郭』(人文書院、2017、サントリー学芸賞受賞)等。
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540