- キーワード:
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ケア
、 女性
、 社会復帰
、 薬物依存
、 薬物政策
- 活動テーマ:
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医療・疾病・難病
、 国際協力
、 スポーツ
、 音楽・アート・芸能
、 外国人・多文化共生
、 障がい者
、 高齢者
、 子ども
、 災害・被災地
、 人権・平和
、 ボランティア・NPO支援
、 子育て・ひとり親支援
、 地域・まち・居場所づくり
、 不登校・ひきこもり
、 LGBT・セクシュアルマイノリティ
、 貧困・路上生活
、 いじめ・暴力・被害
、 マイノリティ・さまざまな人への支援
- 団体名:
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ソーシャル・ジャスティス基金
趣旨
合法・違法に関わらず、薬物に依存する女性の多くは複層的な困難を抱えています。例えば違法薬物の使用で収監された女性たちは服役する以前から、ネグレクトを含む虐待、見過ごされがちな障害、貧困や社会的排除の体験、そして親密な関係におけるDVなどがもたらす痛みを、薬物を使用することで生き延びてきました。これらは、個人的な問題として片付けられがちですが、実は、私たちの社会にある多くの歪みが女性たちに反映されたものではないかと考えさせられます。
薬物依存の課題を抱える女性たちが自ら尊厳をもって生きていくためにケアは必要ですが、厳罰偏重の日本の薬物政策では、出所後の社会復帰支援は、女性が薬物依存に至った背景に適切に対応していない非現実的なもので、再犯リスクが高いままです。では日本の薬物政策をどのように改善していけばよいのでしょうか――。
当事者である女性たちの声を聞いていただきながら、塀の中と外をどのようにつなげていくのか、社会の側にいる私たちが出来ることは何かを考えます。参加者のみなさんの疑問や反応にも耳を傾け、NPO法人リカバリーはこの貴重な対話を、これからの政策提言に活かしていきたいと思っています。ぜひご参加ください。
主要項目
開催日
2025年7月26日(土)
13:30~16:00
地域
不特定
場所
オンライン開催(Zoom:参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします)
対象
ご関心のある方はどなたでも
申込み締切
2025年7月24日(木)
申込み方法・備考
●お申込みフォーム: https://socialjustice.jp/20250726.html
○事前のお申し込みが必要です。
○先着50名様。定員に達し次第締め切ります。
ご案内チラシ
内容
出演
ともさん: リカバリーが札幌女子刑務所のなかで2019年〜2024年に実施したプログラム「女子薬物回復支援センター」を修了し、現在はパートナー、愛犬と共に生活。自分の特性(発達障害)について理解し、うまくつきあっていきたいと考えている。
ゆかりさん: 「女子薬物回復支援センター」は事情により途中で離脱。現在はリカバリーが運営するグループホームで暮らしながら、就労系の事業所に通所している。AAやNA(依存症者の自助グループ)にも参加しながら、ゆっくり自分の回復をすすめている途中。
大嶋栄子さん: NPO法人リカバリー代表/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。北星学園大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程退学。博士(社会福祉学)。精神科ソーシャルワーカーを経て、2002年札幌市にて、さまざまな被害体験を背景にもつ女性の支援を行う「それいゆ」を立ち上げる。2004年NPO法人リカバリーとして認証され、現在障害福祉サービスを提供する三つの事業所を運営。
昨年12月に2冊目の単著『傷はそこにある-交差する逆境、越境するケア』(日本評論社)を上梓し、その第Ⅲ部では法務省から受託した女子刑務所モデル事業(2019〜2024)について詳解した。*基調講演
グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。見聞きだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、ご発言の際は自主的にお顔を写していただけます。
参加費: 無料
イベントホームページ: https://socialjustice.jp/p/20250726/
この情報に関するお問い合わせ