本イベントでは、医療・心理・教育の枠を超えて、心のケアを地域で育てていく新しい試みとして、日米の第一線で活躍する実践者たちをお招きし、「体験や対話を通して学ぶ」貴重なプログラムをご用意しました。
「ウェルネスとは何か」を問い直し、子どもたちとそれを支える大人の心の居場所づくりを地域全体で考える第一歩となることを目指します。ひとりひとりにとって、学びと癒しを体験する貴重な機会です。
保護者、教師、NPO関係者、地域サポーター、心理専門職、そして学生の皆さまはぜひご参加ください。
2025年6月7日(土)
10:00~15:00
葛飾区
業平山南蔵院しばられ地蔵 南蔵院会館(東京都葛飾区東水元2-28-25)
http://shibararejizo.or.jp/
10歳以上の学生(親子参加歓迎)
子どもの心身の健康を支える大人(保護者・教師・地域サポーター・NPO支援者、心理支援者など)
子どもやコミュニティーメンタルヘルス支援に関心がある方
イベント詳細、および申し込みはこちらからお願いいたします。
https://mhec-event20250607.peatix.com/
気づく、感じる、つながる。
〜こころに触れるメンタルヘルス・ワークショップ〜
アメリカ・スタンフォード大学で心理学者で、"Heartfulness(ハートフルネス)" を世界に広げる スティーブン・マーフィ・重松 先生が登壇。Heatfulnessの思想と実践を、直接聞き、感じられるまたとない機会です。臨床や教育における「思いやりとつながり」を育むアプローチを、ぜひご体験ください。
「心の静けさとあたたかさ」に意識を向ける瞑想・心のケアの実践法です。マインドフルネスが「今この瞬間に気づくこと(気づき)」を大切にするのに対し、ハートフルネスは「心に宿る愛や共感、安らぎとつながること」に重きを置きます。深い呼吸や静かな瞑想を通して、ストレスや不安から距離をとり、穏やかさや自己受容、他者への思いやりを育んでいきます。
楽曲リリースも行いながら、ヒップホップの発祥地ニューヨークで生まれたヒップホップセラピーを、日本で初めて広めた 精神科医でありラッパーの Dr.マキダシ、心療内科医でありビートメイカーの 鳥 Docc (Wu Docc) による特別ワークショップを開催します。自由な表現の中にある「自分を語る力」と「心のケア」のつながりを、体感できる貴重なひとときです。スーパーバイザー:菅原伶奈(精神科医)、サポートスタッフ:DJ昔、maminem。
ヒップホップの音楽・リリック(歌詞)・ビート・ダンス・ストーリーテリングなどの文化要素を活用し、自己表現・感情の解放・心の回復を促す心理的アプローチです。ニューヨークで1990年代に生まれ、特に若者やマイノリティのメンタルヘルス支援において、文化的に親しみやすく、実践的な効果を持つ方法として注目されています。
米国のメンタルヘルス界第一線で活躍し、ダイバーシティーな臨床やコミュニティーメンタルヘルスをリードする米国臨床心理士(LMFT)で、特定非営利活動法人メンタルヘルス環境向上プロジェクト(MHEC)理事長の山本真奈美による、表現アートセラピーのワークショップを行います。ムーブメントやアートを通じて心の声を聞き、自他とつながり、心を癒す体験をしていただけます。
表現アートセラピー(Expressive Arts Therapy)**は、絵を描くだけでなく、音・動き・声・物語・演劇など、多様なアート表現を自由に組み合わせて心を解放し、自己理解や癒しを深めていく心理療法です。絵や音、身体表現などの「非言語的な手段」を用いることで、言葉だけでは表現しきれない気持ちや経験にアクセスしやすくなります。
09:45- 会場
10:00-11:00 オープニング&ウェルネス・ダイアローグ(全員参加)
11:00-11:30 Heartfulness(ハートフルネス)(全員参加)
11:30-13:00 Hip Hop セラピー
13:00-14:00 アートセラピー
14:00-14:50 リフレクション&Q&A(全員参加)
14:50-15:00 閉会
Hip Hopセラピーと表現アートセラピーは選択制になります。
mentalhealthec@gmail.com(事務局)