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【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
5/30(金)葛西リサさん(追手門学院大学・住生活問題)「居住貧困の女性化を考える」【2025年度ふぇみ・ゼミU30】

  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
  • 初心者歓迎
受付は終了しました
 

ID:54897

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
インターセクショナリティジェンダーセクシュアリティフェミニズム反差別
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 障がい者 、 人権・平和 、 子育て・ひとり親支援 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ 、 貧困・路上生活 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

若い世代が対等な仲間とフェミニズムとは何か、差別とは何かを学び、社会変革を目指す場です。年間で全8回の講座とフィールドワークを行います。

主要項目

開催日

2025年5月30日(金)


19時~21時

地域

北区、 不特定

対象

30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入

申込み方法・備考

詳細・お申込み:https://2025femizemiu30.peatix.com/

内容

第1回5月30日(金)「居住貧困の女性化を考える」講師:葛西 リサさん

◆講師による講座の紹介動画:

https://youtube.com/shorts/kbBhpJGeAAU?feature=share

◆プロフィール:

追手門学院大学地域創造学部教授。 学術博士。神戸大学大学院自然科学研究科修了。 ひとり親世帯、セクシュアルマイノリティの住生活問題を専門とする。主な著書に、「母子世帯の居住貧困」日本経済評論社( 2017 )、「13歳から考える住まいの権利」かもがわ出版( 2022 )ほか。 2009 年都市住宅学会研究奨励賞、 2016 年住総研研究選奨、 2019 年都市住宅学会研究論文賞を受賞。 2021 年より国土交通省、人生 100 年時代を支える住まい環境整備モデル事業評価委員会、委員。

◆講演概要:

なぜ、女性は居住貧困に陥るのか。本講座では、家族支援的性格の強い、日本の住宅政策や男性を主体とした住宅マーケットのありかたが女性を排除してきた実態に迫り、その不利についてシングルマザーや非正規シングル女性を事例に挙げて概説する。また、単身化が進行する社会のなかで、持家という資産を持たない女性たちが幸せに暮らすにはどのような手段があり得るのか。近年の空き家活用型シェアハウスや住宅とケアの一体的供給の必要性について共有する。

◆推薦図書:

葛西リサ、2017、『母子世帯の居住貧困』日本経済評論社

葛西リサ、2023、『13歳から考える住まいの権利』かもがわ出版

「ふぇみ・ゼミU30」とは?

性差別はむかつくけど、自分の経験はジェンダーだけでは表せない気がする。

ジェンダーって自分の生き方とどう結びつくの?

自分の大学にはジェンダーの授業がない!

社会人になったけど、やっぱり仲間と一緒にジェンダーやフェミニズムを学びたい!

こんな風に思っていませんか?

ふぇみ・ゼミは、「フェミニズムが問題とする差別は、ジェンダーだけでなく、民族やセクシュアリティ、障害等様々な差別が交差する社会構造である」というインターセクショナリティ(差別の交差性)の考えに基づいた講座開催、調査研究・提言などを行う、社会運動団体です。

開催している講座のうち「ふぇみ・ゼミU30」のみ年齢制限(30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入)があります。若い世代が対等な仲間とフェミニズムとは何か、差別とは何かを学び、社会変革を目指す場です。

まずは無料公開ガイダンスをご覧ください。お待ちしています!

開催方法

東京・赤羽会場とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催

フィールドワークを除く

「ふぇみ・ゼミU30」全体スケジュール、各回テーマ 

第1回5月30日(金)葛西リサさん(追手門学院大学・住生活問題)「居住貧困の女性化を考える」

第2回6月27日(金)片山夏紀さん(早稲田大学・ルワンダのガチャチャ裁判研究)「ルワンダジェノサイド後の農村社会の差別構造を考える」

第3回7月26日(土)上岡磨奈さん(慶應義塾大学非常勤講師・社会学)「「アイドル」を問い直す―ジェンダー、セクシュアリティ、仕事」

第4回9月24日(水)向山夏奈さん(書籍編集者)「津久井やまゆり園事件から9年―どうしたら19人のみんなと出会えたのか」

第5回11月12日(水)黃昱翔さん(文化施設職員)「ひまわり運動世代が見た台湾の民主主義と社会」

第6回12月3日(水)土井智義さん(明治学院大学国際平和研究所・沖縄/日本近現代史)「米国統治下沖縄の入管制度とジェンダー<在沖>奄美出身者をめぐる歴史から」

第7回1月28日(水)河口尚子さん(立命館大学・生存学)「優生思想とジェンダー」

第8回2月23日(月)飯野 由里子さん(ふぇみ・ゼミ&カフェ/フェミニズム研究)「虹色の新自由主義―承認をめぐるジレンマ」

選択参加/別料金(フィールドワーク):10月18日(土)

「新宿・大久保に広がる朝鮮の軌跡と現在を知るフィールドワークー高麗博物館・文化センターアリラン」

鄭栄桓さん(明治学院大学教養教育センター)宋連玉さん(朝鮮史研究者)梁裕河さん(高麗博物館)

フィールドワークを除くすべての講座に、UDトーク(校正者あり)による日本語リアルタイム字幕が付きます

参加費

◆ふぇみ・ゼミU30参加者チケット(8回分)

学生・・・8,500円

一般(年齢制限あり)・・・16,000円

◆「フィールドワーク(選択参加/別料金)」

フィールドワークのみの参加はできませんので、ご注意ください。

学生・・・ ¥1,000

一般(年齢制限あり)・・・¥2,000

◆ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート

学生・・・22,000円(講座1回あたり709円)

一般・・・37,000円(講座1回あたり1,230円)

⭐️「ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート」をご購入いただくと、ふぇみ・ゼミU30に加え、ふぇみ・ゼミが開催する他の講座(2024年実績で40回以上)に追加料金なしで参加できます。一部対象外のものもあります。詳しくは、申込サイト・HPをご覧ください。

ゼミは継続によって積みあげていくものです。一年を通してご参加いただくよう、一回券は設けておらず、年間チケットのみとなります。

「ふぇみ・ゼミU30参加者」とは、若者向けゼミの受講生のことを言います。「ふぇみ・ゼミU30参加者」は、U30の他、年間パスポートが対象の運営委員による勉強会やふぇみ・ゼミ関連イベントに割引料金で参加できます(「ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート」購入者は無料です)。

詳細・お申込み

https://2025femizemiu30.peatix.com/

この情報に関するお問い合わせ

ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所

femizemi2017@gmail.com

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
ふぇみ・ゼミ&カフェは東京に事務所を置く、インターセクショナル・フェミニズム運動のNGOです。主としてインターセクショナル・フェミニズムをテーマとしたアートや演劇、映画やカフェイベントを企画・開催するゆる・ふぇみカフェ(2014年設立)と、講座・研究・調査・出版・アドボカシー活動を担うふぇみ・ゼミ(2017年設立)の二つの団体が共同で、現在のふぇみ・ゼミ&カフェを立ちあげました。2022年に一般社団法人として登記しています。