誰かを差別することなく性差別と闘うために、フェミニズムの枠組みをどう更新すべきか参加者とともに考えます。
2025年7月27日(日)
2025年8月9日(土)
2025年8月23日(土)
2025年9月6日(土)
2025年9月28日(日)
2025年10月25日(土)
2025年11月3日(月)
2025年11月23日(日)
2025年12月5日(金)
18:00~20:00
(※最終回のみ19:00~21:00)
北区、 不特定
会場とオンライン併用のハイブリッド開催(後から配信あり)
どなたでもご参加いただけます
なぜフェミニストが、トランスジェンダーを差別するのでしょうか?「女性」や「生物学的性」という概念を基に、差別や排除を正当化する動きが、SNSのみならず、政治、学問、社会にも広がっています。
ジェンダーや性教育を攻撃してきた政治家が「女性を守る」と言って多様な性を否定すること。日本女性学会や日本社会学会で、フェミニズムを掲げてトランスジェンダーを差別する言説が発表されたのに、学会が明確に反差別の立場を取らないこと。性暴力反対を語る人たちがトランスジェンダーを脅威と見なしたり、トランスジェンダー差別を行う人たちと共に活動しつづけていること。
フェミニストが差別に向き合う時、ウーマンリブ以来のフェミニズムが基盤としてきた「女性」というカテゴリーが、誰のために機能し、誰を排除してきたかを改めて考える必要があります。多くのマイノリティ女性たちは常に、「私は女性ではないのか?」と問うてきました。
また、日本社会でヘイトスピーチのターゲットになってきたのはトランスジェンダーだけではありません。現在トランスジェンダー差別を扇動している右派の政治家や活動家、宗教団体などは、これまでも在日朝鮮人や日本軍性暴力被害者など様々な人たちを攻撃してきました。トランスジェンダー差別「だけ」をみていても、差別の仕組みはわかりません。女性や子どもの「安心・安全」を守るという主張が、差別を正当化し、さらに女性や子どものことも「保護」の名のもとに囲いこむ構造はこれまでも繰り返されてきました。
第1回7月27日(日)
野宮亜紀さん「トランスジェンダーの権利擁護とトランスヘイト〜誰がなぜ差別を広めるのか」
第2回8月9日(土)
濱田すみれさん「ウィメンズマーチ東京がトランスジェンダーへの差別に反対する理由」
第3回8月23日(土)
飯野由里子さん「日本のアカデミアとトランス差別〜『フェミニズム』の名のもとに何が起きているのか」
第4回9月6日(土)
梁・永山聡子さん「ターゲットを変え続ける差別者たちにどう立ち向かうのか?ー日本政界でのトランスジェンダー差別を中心に」
第5回9月28日(土)
金正則さん「『在日の金くん』ヘイト裁判~高校同窓生を訴えて完勝まで」
第6回10月25日(土)
堀川修平さん「教育現場はトランスジェンダー差別をどのように捉えているか?」
第7回11月3日(月・休)
熱田敬子さん「保護主義的反性暴力・反ポルノとトランス差別~“女・子どもを守ろう“の罠」
第8回11月23日(日)
諸橋憲一郎さん「性スペクトラム-全ての細胞に備わる性」
第9回12月5日(金)
熱田敬子さん/飯野由里子さん/梁・永山聡子さん
「なぜフェミニストがトランス差別に反対するのか~「安心安全」は危険だ」
https://trans-femi.peatix.com/
一回券
一般 1,980円(税込)
2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
通し券(全9回)
一般 16,500円(税込)
2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 13,500円(税込)
*寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(詳細)
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