本講座は、Vol.1として最低限知っておくべき日本軍の性暴力問題の基礎について講座を行います。第2回では、梁・永山聡子さん「朝鮮半島における軍隊による性暴力被害 ― 公娼制度・「慰安婦」・基地村」をテーマに話します。
2025年7月3日(木)
19:00〜21:00
北区、 不特定
ハイブリッド開催(Zoom配信+東京赤羽会場)※後から配信あり
どなたでも参加できます。
お申込み:https://jmsv1.peatix.com/
【一回券】
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
【通し券(全4回)】
・一般 7,600円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 6,500円(税込)
*寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。
”「慰安婦」問題は日本と韓国の問題”、”韓国はまだ言っている””日韓条約、日韓合意で終わっている”これらは、巷で聞こえてくる、朝鮮半島と「慰安婦」を結びつけ、公然と蔑む言葉の一部です。しかし韓国社会全体がこの問題を社会不正義と考えるようになるのは、2010年以降、とりわけ、憲法裁判所の判断、それを受けた「日韓合意」の後です。さらに、朝鮮半島の女性たちは慰安所での被害だけでなく、植民地支配を受ける数年前から、日本軍による性暴力、日本の植民地政府による性管理政策によって社会秩序を根底から刳り取られまました。解放後もその残像は「軍隊と性暴力」という現実を韓国では作り出し続けています。慰安所被害だけに目をむけるのではなく、軍事暴力と性暴力を朝鮮半島の視点から見ていきます。
2011年頃より日本軍の性暴力解決運動に携わる。日本軍の性暴力が朝鮮半島・海南島・日本のジェンダー秩序やフェミニズム運動にどのような影響を与えたのかを調査・研究。この問題ではAJWRC、吉見裁判、希望のたね基金などで活動。韓国・女性家族部・日本軍「慰安婦」問題研究所で日本軍の公文書整理などに従事。現在はふぇみ・ゼミ&カフェ、大学で日本軍の性暴力及び解決運動を紹介している。
関連業績:「公共施設で開催することの影響性と課題—国立公民館 日本軍「慰安婦」制度の展示からー」『月刊社会教育』(2015)、「今、「慰安婦」問題と関わることー自分のできること、やりたいことを見つける旅」『戦争責任研究』(2017)、「『他者化』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』(2018)など。https://researchmap.jp/HSRN
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
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