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【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
熱田敬子さん 第2回「フェミニズムは「反共」か?~抗日・革命・行動派 中国のフェミニズムが闘ってきたもの」/民主化運動とフェミニズム~中国・台湾・香港の運動と新旧の帝国(全5回)

  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
掲載期限 : 2025年7月5日(土)
 

ID:55026
キーワード:
フェミニズム中国台湾民主化運動香港
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 人権・平和 、 いじめ・暴力・被害 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

本講座では、「二岸三地」と表現される中国・台湾・香港の歴史的背景、侵略や植民地を経て、現在の国際的緊張にさらされる中でのフェミニズム、社会運動を、日本からどう見ればいいのか、その難しさを考えたいと思います。是非気になったらいらしてください!

主要項目

開催日

2025年7月4日(金)


19:00-21:00

地域

不特定

場所

オンライン開催(※第5回のみハイブリッド開催)

対象

どなたでも参加できます。

申込み方法・備考

お申し込み:https://25lasd.peatix.com/ 【全回通し券】(全5回) のみ
・一般・・・・・・17,600円(税込)
・学生/2025年度ふぇみ・ゼミ寄付者(5,000円以上の寄付者)・・・・・・14,300円(税込)
・2025年ふぇみ・ゼミU30受講生・・・・・・8,800円(税込)
・ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート(一般20代以下¥37,000,学生¥22,000)もしくは寄付者パスポート(5万円以上寄付)をお持ちの方・・・・・・無料

※申し込み時点で終了している回は、録画配信で視聴できます!

内容

概要

『ハッシュタグだけじゃ始まらない~東アジアのフェミニズム・ムーブメント』という本を、友人たちと出版してから3年が経ちました。この間、創造的な中国のフェミニズム運動の紹介が、日本社会でも少しずつ増えてきたようです。

ただ、日本でもある構造的な問題を棚に上げて中国の人権問題として語ったり、普段フェミニズム運動に参加していないのに中国のフェミニズムの話だけはする、あるいは中国についてあまり知らないのに社会運動だけには関心がある……となると、疑問を感じます。そして、国家としての中国の膨張政策への警戒感から、中国の民主化運動やフェミニズム運動、台湾や香港の動きが「中国と闘っている人たち」と単純化され、「国際連帯」、ましてや日本が中国と比較して「自由の国」だなどと言われるとちょっと待ってほしくなります。
日本は旧侵略・植民地宗主国、戦後の国際秩序を作った旧西側諸国です。社会運動は植民地支配や冷戦体制の道具にされた歴史もあります。
本講座では、「二岸三地」と表現される中国・台湾・香港の歴史的背景、侵略や植民地を経て、現在の国際的緊張にさらされる中でのフェミニズム、社会運動を、日本からどう見ればいいのか、その難しさを考えたいと思います。

プロフィール/熱田敬子さん

東京下町育ち。ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学非常勤講師。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動、日本・中国語圏を中心とした東アジアのフェミニズム運動、質的調査法など。共著に『ハッシュタグだけじゃ始まらない:東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(編著者:熱田敬子、金美珍、梁・永山聡子、張瑋容、曹曉彤、大月書店、2022)など。

この情報に関するお問い合わせ

ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室


メール:femizemi2017@gmail.com


HPアドレス   https://femizemi.org/

申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
ふぇみ・ゼミは、2017年、受講者を若い世代に限定したフェミニズム自主講座の開催からはじまりました。
現在では若い世代向けの講座に加えて、全年齢向けのフェミニズム講座、調査研究なども実施しています。その際に常に大事にしているのが、インターセクショナリティの視点(差別の交差性;複数の差別の重なりや交わりを見る視点)を取り入れることです。18歳~20代を対象(ジェンダースタディーズ初学者のみ30代も受講可)の「ふぇみ・ゼミU30」通年開講。それ以外の講座の参加対象に年齢制限はありません。多くの講座はオンラインでご参加いただけます。気になる方は、ぜひイベントページをチェックしてみてください!