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【NPO法人東京労働安全衛生センター】
アスベスト学習会in能登 アスベスト(石綿)から身を守る 災害ボランティア活動とアスベスト対策について学ぶ

  • 「1日だけ参加」も可
掲載期限 : 2025年7月22日(火)
 

ID:55029
キーワード:
アスベスト対策災害ボランティア能登半島地震被災地支援
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 国際協力 、 環境 、 外国人・多文化共生 、 相談・カウンセリング 、 災害・被災地 、 人権・平和 、 その他
団体名:
NPO法人東京労働安全衛生センター

趣旨

本学習会では、アスベスト(石綿)と何か、見分け方、どう身を守るかについてわかりやすく解説します。

主要項目

開催日

2025年7月21日(月)


19時~20時

地域

東京都外、 不特定

場所

被災地NGO協働センター能登事務所(石川県七尾市中島町小牧ヨ40-1)
オンラインでの参加も可能

対象

関心がある方であればどなたでも!
特に災害ボランティアとして活動されている方、被災地支援団体の方はアスベスト対策について知っていただきたい

申込み方法・備考

会場参加希望の方は電話、FAX、メールでお申し込みください。
オンラインで参加希望の方は下記のフォームからお申し込みください。
オンライン参加申込フォーム:https://forms.gle/RGrj5CNxfBKwoEtCA ※会場・オンラインも定員になり次第、締め切ります。

内容

趣旨

昨年1月、能登半島地震と9月の豪雨災害で甚大な被害を受けた珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、七尾市などの自治体では、いま、損壊した家屋の公費解体が急ピッチで進められています。石川県は5月末の時点で、解体見込棟数の73.3%、申請棟数の68.8%となる28,660棟の解体が完了したと発表し、今年10月までに解体見込棟数39,235棟の解体を終了させる方針です。一方、今年6月まで、能登半島の被災地には延べ18万5千人超の災害ボランティアがかけつけ、家屋の片づけ、物資の提供、避難所のサポートなどの活動をしています。
倒壊した建物やがれきの中にはアスベスト(石綿)建材が含まれています。アスベスト(石綿)は発がん物質です。アスベストを吸うと30年~40年の潜伏期間を経て中皮腫は肺がんなどの健康被害を発生させるおそれがあります。建物解体工事やがれき処理では、アスベスト飛散防止対策を徹底し、住民、作業者、ボランティアがアスベストを吸わないようにしなければなりません。
学習会では、アスベスト(石綿)と何か、アスベストの見分け方、アスベストからどう身を守るかについてわかりやすく解説します。お気軽にご参加ください。

日時

7月21日(月・祝)19時~20時

会場※ 

リアル会場:被災地NGO協働センター能登事務所(七尾市中島町小牧ヨ40-1)

18時からリアル会場では「震災とアスベスト」パネル、防じんマスクを展示します。また簡易顕微鏡で建材中のアスベストを観察できます。

オンライン参加可能

当日プログラム

1.アスベストって何?アスベストの見分け方 

 榊原 洋子氏(愛知教育大学)

2.災害とアスベスト問題~阪神淡路大震災から能登半島地震 

 中地 重晴氏(熊本学園大学)

3.ホテル海楽荘でおきたこと 

 永倉 冬史氏(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)

参加費 

無料

本学習会は地球環境基金(母体:独立行政法人環境再生保全機構)より2025年度助成金を受けて開催します。

この情報に関するお問い合わせ

主催:NPO法人東京労働安全衛生センター

TEL:03-3683-9765(平日:9時~17時)

FAX:03-3683-9766

Mail:center02@toshc.org

団体紹介
団体名称 : NPO法人東京労働安全衛生センター
東京労働安全衛生センター(略称:東京安全センター)は、働くひとのいのちと健康を守り、安心して働ける労働環境を実現するために活動するNPO法人です。
東京の下町・東部地域を中心に約40年前から、労働災害や職業病で苦しむ人々の相談活動に取り組んできました。安全で健康に働くことは、働く人びとのかけがいのない権利です。「職場から地域から労災職業病を根絶しよう!」を合言葉に、働く人びとのいのちと健康、権利をまもり、発展させる活動を続けてきました。
近年、長時間・過重労働、メンタルストレスによる心身の不調を訴える人々が増えています。職場のハラスメントによる就業環境の悪化は深刻な問題になっています。その一方で、転倒災害、墜落転落災害、腰痛や腱鞘炎などの上肢障害、じん肺・アスベスト関連疾患、化学物質による健康障害なども後を絶ちません。
当会では多様な労災、職業病に苦しむ被災者、家族の相談に応じ、労災補償、治療回復、職場復帰などを支援するソーシャルワークに取り組んでいます。
また、労働災害や職業病を未然に防止するために、小さな事業場を対象にした安全衛生研修やセミナーを開催したり、作業環境測定、産業医、カウンセリング、安全衛生コンサルタントなどのサービス事業を行いながら、事業場の労使が実行可能な低コストの職場改善活動を支援しています。
くわえて身近な発がん物質・アスベスト(石綿)の健康被害の根絶、大規模自然災害の被災地におけるアスベスト飛散、ばく露防止対策、東京電力福島第一原発事故による被ばく労働の問題、移住労働者の健康と安全、権利を守る活動などにも取り組んでいます。