社会課題を解決し、社会に新しい価値を生み出したいと、共通の想いで人が集まるNGOやNPO。しかし、組織内でわだかまりが生じ、蓄積することは少なくありません。
「本当は仲間のはずなのに」「もっと互いを信じあえたなら」「そうすれば、社会にもっと良いことができるのに」
そう感じても、組織やチーム内の葛藤や対立に向き合うのは決して簡単なことではありません。多くの組織が行き詰まりや対立の激化に陥り、個人としても悩みや無力感を抱えることも多いようです。
その背景には、以下のようなアプローチもあるのではないでしょうか。
1.「自分が頑張らなければならない」「誰かや何かが悪いから変わってもらうべきだ」といった、自責や他責の姿勢
2. 「組織の問題は〇〇が低い」と、一方的に問題を定義すること
3. 「心理的安全性を高めよう」「対話を進めよう」「人事制度を変えよう」と、解決策から始めてしまうこと
本プログラムでは、「なぜ組織がうまくいかないのか」を体験を通じて紐解き、その壁を越える実践的方法を学び、職場や活動の現場でのアクションを通じて具体的な変化を生み出します。また、リーダー層の葛藤や組織内での対立の予防に取り組みます。
葛藤や対立に向き合うことは簡単ではありませんが、「自分にもできることがある」「その先に自分たちが本当に望んでいることがある」という確かな感覚を掴める内容です。
組織開発コンサルタント・プロコーチとして数多くの人や組織に関わってきた講師と、心理学、組織論やシステム理論などを組み合わせた手法やワークを通じて実践し、組織と活動の変化・変容に向けたステップとしましょう。
2025年7月28日(月)
▼第1回 : 7月28日(月)10:00-17:00@対面開催(東京都港区)
▼第2回 : 7月29日(火)10:00-17:00@対面開催(東京都港区)
▼第3回 : 8月27日(水)13:00-17:00@Zoom
不特定
オンライン(Vimeo 動画のシステムで映像配信)(Zoomではありません)
全3回のプログラムに参加でき、以下のような問題意識をお持ちの、あるいは以下の状況を予防したいNGO/NPOのマネージャーやリーダー、活動現場・拠点の責任者や副責任者におススメです(1団体から2名参加を推奨)。
・自分が頑張らないと進まない組織の在り方に疑問や限界を感じている
・団体内で十分な対話がない、本音が交わされていないと感じている
・組織を変えようと努力しても、周囲の無関心や抵抗に悩んでいる
・理事会やマネジメントチーム間の信頼不足を感じている
・特定の人や部署に不満や疑問を持つようになった
・組織内のコミュニケーションの問題を改善したい
・古参と若手メンバー間の関係性に悩んでいる
2025年7月27日(日)
下記URLよりお申込みください。
https://nposc25007.peatix.com/
◆第1回「対面ワークショップday1 : 葛藤・対立を扱うリーダーシップ入門」
コンフリクト概論 : 身近な事例から見る葛藤・対立を扱うポイント、アプローチ方法を学ぶ
ワークショップ : 自分が直面しているコンフリクトに関するストーリーテリング
ワークショップ : コンフリクトを越える道を探る「感情・ニーズを扱うコミュニケーション演習」
◆第2回「対面ワークショップday2 : 葛藤・対立するミーティング体験とアプローチの第一歩」
ワークショップ : 行き詰まりや対立激化を体験するロールプレイ
ワークショップ : コンフリクト相手とロールプレイで対話する
実践に向けて感情・ニーズを扱うポイントを深める : NVC(非暴力コミュニケーション)の4つのステップ
▼第3回までの宿題:組織内コンフリクトへのアクション実施、「感情・ニーズ」フレームでの日常の観察、教室受講者同士で「感情・ニーズを扱うコミュニケーション演習」の実践
◆第3回「コンフリクトにおけるコミュニケーション力を高める」
宿題発表 : 実践の振り返りと共有
ワークショップ : コンフリクト状況での自己の感情的反応を発見する
ワークショップ : 3つの視点(自分、相手、メタ)でコンフリクト状況の関係性を見つめ直す
ご参加にあたってのご案内
匿名での参加について : 現地参加者は、受講中に団体名を伏せてご参加いただくことも可能です。
複数名でのご参加を推奨します : 1団体から2名以上でのご参加を推奨しています。現地受講に限り、2名以上でご参加の場合は受講料を10%割引いたします。
開催にあたって
社会環境のVUCA(Volatility=変動性、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性)が増す中で、今回のプログラムは、重層的なNGOリーダー育成プログラム開発を目的とする「一食平和基金合同事業」3ヵ年計画の一環として、トライアル開催するものです。2025年度には、次のステップとなる新規プログラムを開発し、また、本プログラムのプラッシュアップと定着を図っていく計画です。このため、受講者には、事後アンケート等によるフィードバックにご協力をお願いします。
後藤 拓也
(トランジションサイクル株式会社 代表取締役)
英国シューマッハ・カレッジ大学院卒業。2020年トランジションサイクル株式会社を設立。企業やNPOなど多様なリーダー層に向けたエグゼクティブ・コーチング、理念策定や関係性に関わる組織開発コンサルティングを提供。現在、葛藤や対立に直面する個人や組織の変容プロセスに貢献することに注力している。
資格 : ICC国際コーチング連盟認定コーチ / Hogan Assessments認定コーチ / 認定アクションラーニングコーチ / ホフステードCWQ認定アソシエイツ / 認定異文化意識開発アドミニストレーター
全3回のプログラムに参加でき、以下のような問題意識をお持ちの、あるいは以下の状況を予防したいNGO/NPOのマネージャーやリーダー、活動現場・拠点の責任者や副責任者におススメです(1団体から2名参加を推奨)。
自分が頑張らないと進まない組織の在り方に疑問や限界を感じている
団体内で十分な対話がない、本音が交わされていないと感じている
組織を変えようと努力しても、周囲の無関心や抵抗に悩んでいる
理事会やマネジメントチーム間の信頼不足を感じている
特定の人や部署に不満や疑問を持つようになった
組織内のコミュニケーションの問題を改善したい
古参と若手メンバー間の関係性に悩んでいる
組織の問題を発見し、変化を起こす解決力
個人や組織の行き詰まりを乗り越えるヒントや糸口の理解
成果を出すマネージャー業務に必要なEQ(感情的知性)の向上
困難を抱えるチームメンバーに共感し、適切なサポートができる勇気あるリーダーシップ
相手を深く理解しようとする姿勢、相手を尊重しながら主張できるコミュニケーションスキル
受講料(3回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン視聴のみ)
聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。
本ゼミは、参加型ワークショップを中心に進行します。聴講生は事務局スタッフによるワークショップ実演の様子をご覧いただきます。
▼映像視聴方法
聴講生は、第1回・第2回・第3回を全てVimeo 動画のシステムで映像配信します。アカウント登録などの必要はありません。
お申込み確認後、開催3日前を目安に「放送URL」を申し込みメールアドレスにお送りします。
生放送時間+終了直後から2週間以内であれば、映像を何回でも視聴できます。
★本ゼミは「オンデマンド見放題 Premium プラン」対象研修★
人数制限なし、視聴期間が10倍(生放送終了後から6ヶ月間)、定額制(月額30,000円)の、「 Premium プラン」での受講も可能です。
詳細はこちらから⇒ https://npo-sc.org/training/good-business-studio/premium/
NPO法人 NPOサポートセンター
http://npo-sc.org/training/good-business-studio/
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