本講座は、Vol.1として最低限知っておくべき日本軍の性暴力問題の基礎について講座を行います。最終回では、宮城晴美さんより「沖縄における軍隊による性暴力被害 ― 日本軍慰安所から米軍基地へ」をテーマにお話しいただきます。
2025年8月2日(土)
14:00〜16:00
北区、 不特定
ハイブリッド開催(Zoom配信+東京赤羽会場)※後から配信あり
どなたでも参加できます。
お申込み:https://jmsv1.peatix.com/
【一回券】
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
【通し券(全4回)】
・一般 7,600円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 6,500円(税込)
*寄付者の方にはパスポート以外にも様々な特典がございます。
幕末に来琉したペリー提督の部下の水兵にはじまり、琉球・沖縄では軍隊の駐留に伴う性暴力被害が続いてきた。それが、アジア・太平洋戦争末期に駐屯した日本軍、そして敗戦後の米兵による沖縄女性への性犯罪である。
日本軍は沖縄人をさげすみ、女性に誘惑されないよう将兵に注意を促すとともに、辻遊郭の女性や朝鮮半島から連れて来た日本軍「慰安婦」を部隊下に配置した。そして「一般女性」には、敵に捕まると強かんされるか米軍の「慰安婦」にされると脅し、「集団自決」へと誘導した。
また米軍は、80年前の沖縄上陸以来今日まで、性暴力を繰り返し続ける。なぜ軍隊は女性を襲うのか。家父長制をベースにした軍隊の構造とジェンダー差別を考える。
1949年沖縄県座間味村生まれ。沖縄戦下で起こった「集団自決」の調査を通して沖縄の近現代女性史研究に取り組む。那覇市役所職員として『なは・女のあしあと』(那覇女性史 前近代~戦後編)の執筆編集、新沖縄県編集委員会委員として『沖縄県史』の近代、女性史、現代編の執筆に関わる。その他、沖縄の日本軍「慰安婦」問題や、戦後の米兵による性犯罪のドキュメントをまとめている。那覇市歴史博物館を定年退職後、琉球大学、沖縄国際大学・大学院、沖縄大学・大学院で沖縄近現代女性史、ジェンダーと政治、平和研究など非常勤講師を10年余り勤務。
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
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