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イベント・講座

【世界の医療団】
「ロヒンギャ難民の今、そして未来」
先細る支援、遠のく帰還……世界最大の難民キャンプの現状とその背景、展望は―

  • 「1日だけ参加」も可
  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
掲載期限 : 2025年8月26日(火)
 

ID:55134
キーワード:
オンラインイベントセミナーロヒンギャ医療支援難民
活動テーマ:
医療・疾病・難病 、 国際協力
団体名:
世界の医療団

趣旨

2017年8月25日、ミャンマー軍による迫害により、多くのロヒンギャの人々が隣国バングラデシュに逃れました。それから8年。難民キャンプでは100万人近い人々が暮らしており、現在も紛争から逃れた人々の流入が続いています。一方でアメリカやヨーロッパなど国際社会の援助停止や縮小により、人々は生きるうえで欠かせない食料配給や教育停止の危機に直面しています。

今回のオンラインセミナーでは、長年にわたってバングラデシュに駐在され、ロヒンギャ難民について造詣の深い大橋正明さんをお呼びし、ロヒンギャの人々の現状と、ロヒンギャ難民問題の背景、そしてロヒンギャを取り巻く国際社会の動向についてわかりやすく解説していただきます。また、世界の医療団が難民キャンプと周辺地域で実施してきた医療支援を通じ、ロヒンギャの人々の声や必要とされる支援の在り方について伝えます。

世界では紛争・自然災害などで年々難民とならざるを得ない人々が増加しています。日本も無縁ではありません。私たちはロヒンギャ難民問題をどうとらえ、何をすべきなのか、参加者のみなさまと考えます。

主要項目

開催日

2025年8月25日(月)


19:00 ~20:15予定

地域

不特定

場所

オンライン

申込み締切

2025年8月24日(日)

申込み方法・備考

下記申し込みフォームにご記入ください。
https://forms.gle/RjkCG2KPjDLZvYNg6

内容

形式/場所

オンライン(Zoomによるウェビナー)

参加費

無料 (当日の録画と発表資料PDFは希望者に500円で配布)

プログラム

あいさつ 世界の医療団事務局長 米良 彰子

第一部 講演 「ロヒンギャの人々のこれまで、そしてこれから」

   放送大学客員教授 大橋 正明さん

第二部 報告 「難民キャンプで必要とされる医療支援・人々の声」

   海外事業プロジェクト・コーディネーター 中嶋 秀昭

Q&A 

おわりに

大橋 正明(おおはし まさあき)さんプロフィール

シャプラニール=市民による海外協力の会のバングラデシュ駐在員と事務局長、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)兼日本赤十字社のバングラデシュ駐在員、恵泉女学園大学教授(現在は名誉教授)、聖心女子大学教授(現在は同大学グローバル共生研究所招聘研究員)を経て、現在は放送大学客員教授、SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事、PARC(アジア太平洋資料センター)共同代表、シャプラニールのシニア・アドバイザー、国際協力NGOセンター(JANIC)顧問、アーユス仏教国際協力ネットワーク理事他。

主著は「NPO・NGOの世界」(共著、放送大学、25年)、「ロヒンギャ問題とは何か:難民になれない難民」(共著、明石書店、19年)、「バングラデシュを知るための66章」(共編著、 明石書店、17年)など。

この情報に関するお問い合わせ

世界の医療団

(特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン)

〒106-0044 東京都港区東麻布2-6-10麻布善波ビル2F

TEL : 03-3585-6436 E-mail:mdm-event@mdm.or.jp

https://www.mdm.or.jp/

団体紹介
団体名称 : 世界の医療団
世界の医療団(Médecins du Monde:MdM)は17ヶ国に活動拠点があり、70ヶ国以上でプロジェクトを実施しています。現地の人々の社会環境や文化に配慮し、質の高い医療ケアを届けます。治療だけでなく予防のための知識も伝え、その活動には現地の人々がボランティアとして参加しています。そして現地の人々自身の手で将来にわたって医療が担えるよう、医療スタッフの育成にも注力しています。また、彼らの声を拾って広く伝えるとともに(証言)、社会の仕組みを変え、根本的に問題が解決できるよう行政にも働きかけています(提言)。
世界の医療団日本は、1995年の阪神淡路大震災発生時、フランスからの緊急医療支援チームが派遣されたことを契機に発足しました。以降アジアの拠点として活動をしています。政治的、宗教的に公正・中立を貫き、あらゆる権力から完全に独立した自由な立場から医療支援活動を行っています。