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【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
9/24(水)向山夏奈さん(書籍編集者)「津久井やまゆり園事件から9年―どうしたら19人のみんなと出会えたのか」【2025年度ふぇみ・ゼミU30】

  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
掲載期限 : 2025年9月25日(木)
 

ID:55261
キーワード:
ジェンダーフェミニズム差別津久井やまゆり園障害者
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 人権・平和 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

若い世代が対等な仲間とフェミニズムとは何か、差別とは何かを学び、社会変革を目指す場です。第4回は書籍編集者の向山夏奈さんを講師にお迎えし、神奈川県の障害者支援施設「津久井やまゆり園」で元職員が入所者19人を殺害した事件について、皆さんと考えます。

主要項目

開催日

2025年9月24日(水)


19:00~21:00

地域

北区、 不特定

場所

会場(東京・赤羽)とzoomオンライン配信の併用(どちらでも参加可)

対象

30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入

申込み方法・備考

詳細・お申込み:https://2025femizemiu30.peatix.com/
ふぇみ・ゼミU30参加者チケット(8回分)
学生・・・8,500円
一般(年齢制限あり)・・・16,000円
※終了済みの講座も録画配信にて視聴できます!

内容

講義概要

2016年7月26日、神奈川県の障害者支援施設「津久井やまゆり園」で元職員が入所者19人を殺害した。被害者は重度知的障害を理由に社会から排除され、たどり着いた施設で刺殺され、遺族の希望で匿名として報道された。この世に「存在を知られないままの死」があることへの憤り。どうしたら彼らと出会えたのかという問い。講師は20代前半からこの二つを漠然と抱え、障害者解放運動や自立生活運動に出会い学び、事件につながる道を探してきた。私の書籍編集者/介助者という「伴走者」のような視点を共有しながら、みなさんと一緒に考えたい。

講師プロフィール

1993年東京うまれ。書籍編集者。現代書館で雑誌『季刊福祉労働』ほか、障害関係・ソーシャルワークの書籍を担当。2024年に退職し、パートナーで映像作家の宍戸大裕と映像・出版レーベル「くまのあくび舎」を設立。資本主義・能力主義を脱し、すべてのひと・いきものがそのままのありようで生きられる社会をめざし、制作を行っている。

推奨図書

佐藤幹夫著、『津久井やまゆり園「優生テロ」事件、その深層とその後』現代書館。

藤井渉著、『ソーシャルワーカーのための反『優生学講座』』現代書館。

荒井裕樹著『障害者差別を問いなおす』ちくま新書。

児玉真美著『殺す親 殺させられる親』生活書院。

寺本晃久・岡部耕典・末永弘・岩橋誠治著『ズレてる支援』生活書院。

上東麻子・千葉和紀著、『ルポ「命の選別」』文藝春秋。

「ふぇみ・ゼミU30」とは?

性差別はむかつくけど、自分の経験はジェンダーだけでは表せない気がする。ジェンダーって自分の生き方とどう結びつくの?自分の大学にはジェンダーの授業がない!社会人になったけど、やっぱり仲間と一緒にジェンダーやフェミニズムを学びたい!こんな風に思っていませんか?

ふぇみ・ゼミは、「フェミニズムが問題とする差別は、ジェンダーだけでなく、民族やセクシュアリティ、障害等様々な差別が交差する社会構造である」というインターセクショナリティ(差別の交差性)の考えに基づいた講座開催、調査研究・提言などを行う、社会運動団体です。

開催している講座のうち「ふぇみ・ゼミU30」のみ年齢制限(30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入)があります。若い世代が対等な仲間とフェミニズムとは何か、差別とは何かを学び、社会変革を目指す場です。

「ふぇみ・ゼミU30」全体スケジュール、各回テーマ 

第1回 5月30日(金) 葛西リサさん(追手門学院大学・住生活問題)「居住貧困の女性化を考える」

第2回 6月27日(金) 片山夏紀さん(早稲田大学・ルワンダのガチャチャ裁判研究)「ルワンダジェノサイド後の農村社会の差別構造を考える」

第3回 7月26日(土) 上岡磨奈さん(慶應義塾大学非常勤講師・社会学)「「アイドル」を問い直す―ジェンダー、セクシュアリティ、仕事」

第4回 9月24日(水) 向山夏奈さん(書籍編集者)「津久井やまゆり園事件から9年―どうしたら19人のみんなと出会えたのか」

第5回 11月12日(水) 黃昱翔さん(文化施設職員)「ひまわり運動世代が見た台湾の民主主義と社会」

第6回 12月3日(水) 土井智義さん(明治学院大学国際平和研究所・沖縄/日本近現代史)「米国統治下沖縄の入管制度とジェンダー<在沖>奄美出身者をめぐる歴史から」

第7回 1月28日(水) 河口尚子さん(立命館大学・生存学)「優生思想とジェンダー」

第8回 2月23日(月) 飯野 由里子さん(ふぇみ・ゼミ&カフェ/フェミニズム研究)「虹色の新自由主義―承認をめぐるジレンマ」

選択参加/別料金(フィールドワーク):10月18日(土)

「新宿・大久保に広がる朝鮮の軌跡と現在を知るフィールドワークー高麗博物館・文化センターアリラン」

鄭栄桓さん(明治学院大学教養教育センター)、宋連玉さん(朝鮮史研究者)、梁裕河さん(高麗博物館)

フィールドワークを除くすべての講座に、UDトーク(校正者あり)による日本語リアルタイム字幕が付きます。

終了済みの講座も録画配信で視聴できます。

詳細・お申込み

https://2025femizemiu30.peatix.com/

この情報に関するお問い合わせ

一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7鷹匠ハイツ403号室

メール:femizemi2017@gmail.com

HPアドレス https://femizemi.org/

申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
ふぇみ・ゼミは、2017年、受講者を若い世代に限定したフェミニズム自主講座の開催からはじまりました。
現在では若い世代向けの講座に加えて、全年齢向けのフェミニズム講座、調査研究なども実施しています。その際に常に大事にしているのが、インターセクショナリティの視点(差別の交差性;複数の差別の重なりや交わりを見る視点)を取り入れることです。18歳~20代を対象(ジェンダースタディーズ初学者のみ30代も受講可)の「ふぇみ・ゼミU30」通年開講。それ以外の講座の参加対象に年齢制限はありません。多くの講座はオンラインでご参加いただけます。気になる方は、ぜひイベントページをチェックしてみてください!