台湾の近現代史に触れながら、ひまわり運動世代の人が、台湾が歩んできた民主化の過程をどう受け止め、そして今日の民主主義の課題をどう捉えているのかについてお話いただきます。
2025年11月12日(水)
19:00~21:00
北区、 不特定
会場(東京・赤羽)とzoomオンライン配信の併用(どちらでも参加可)
30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入
詳細・お申込み:https://2025femizemiu30.peatix.com/
ふぇみ・ゼミU30参加者チケット(8回分)
学生・・・8,500円
一般(年齢制限あり)・・・16,000円
※終了済みの講座も録画配信で視聴できます!
台湾はジェンダー平等や投票率の高さなど、民主主義社会の側面が近年知られるようになってきた。一方で「台湾有事」が注目されるなかで、中国との関係性という難問が様々な形で議論を呼び起こしている。2014年、台湾では立法院(国会)を占拠した「ひまわり運動」が行われ、社会運動への参加と政治への関心は更に多くの学生・一般市民にとって身近なこととなった。本講座では、台湾の近現代史に触れながら、ひまわり運動世代の人が、台湾が歩んできた民主化の過程をどう受け止め、そして今日の民主主義の課題をどう捉えているかについて考えていきたい。
台湾大学社会学専攻卒業、琉球大学教育学研究科社会科教育コース修了。興味関心のある分野は沖縄の平和教育、東アジアにおける歴史教育の交流、ジェンダー・セクシャリティ。現在は都内の文化施設で、アジア・太平洋戦争の歴史や平和関連の展示・ワークショップなど、普及啓発活動を企画している。高校生の台湾修学旅行の事前学習を手伝うなど台湾に関する活動もしている。
台湾修学旅行アカデミー(オンライン入門講座動画)
胎中千鶴『あなたとともに知る台湾―近現代の歴史と社会』2019、清水書院。
家永真幸『台湾のアイデンティティ 「中国」との相克の戦後史』2022、文春新書。
性差別はむかつくけど、自分の経験はジェンダーだけでは表せない気がする。ジェンダーって自分の生き方とどう結びつくの?自分の大学にはジェンダーの授業がない!社会人になったけど、やっぱり仲間と一緒にジェンダーやフェミニズムを学びたい!こんな風に思っていませんか?
ふぇみ・ゼミは、「フェミニズムが問題とする差別は、ジェンダーだけでなく、民族やセクシュアリティ、障害等様々な差別が交差する社会構造である」というインターセクショナリティ(差別の交差性)の考えに基づいた講座開催、調査研究・提言などを行う、社会運動団体です。
開催している講座のうち「ふぇみ・ゼミU30」のみ年齢制限(30歳以下対象、30代はジェンダー初学者のみ受入)があります。若い世代が対等な仲間とフェミニズムとは何か、差別とは何かを学び、社会変革を目指す場です。
第1回 5月30日(金) 葛西リサさん(追手門学院大学・住生活問題)「居住貧困の女性化を考える」
第2回 6月27日(金) 片山夏紀さん(早稲田大学・ルワンダのガチャチャ裁判研究)「ルワンダジェノサイド後の農村社会の差別構造を考える」
第3回 7月26日(土) 上岡磨奈さん(慶應義塾大学非常勤講師・社会学)「「アイドル」を問い直す―ジェンダー、セクシュアリティ、仕事」
第4回 9月24日(水) 向山夏奈さん(書籍編集者)「津久井やまゆり園事件から9年―どうしたら19人のみんなと出会えたのか」
第5回 11月12日(水) 黃昱翔さん(文化施設職員)「ひまわり運動世代が見た台湾の民主主義と社会」
第6回 12月3日(水) 土井智義さん(明治学院大学国際平和研究所・沖縄/日本近現代史)「米国統治下沖縄の入管制度とジェンダー<在沖>奄美出身者をめぐる歴史から」
第7回 1月28日(水) 河口尚子さん(立命館大学・生存学)「優生思想とジェンダー」
第8回 2月23日(月) 飯野 由里子さん(ふぇみ・ゼミ&カフェ/フェミニズム研究)「虹色の新自由主義―承認をめぐるジレンマ」
終了済みの講座も録画配信で視聴できます!
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7鷹匠ハイツ403号室
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540