単に知識を得るだけではありません。ファッションや身体に関する様々な研究と実践を通して、身体、経済、ジェンダー、民族、階級、障害がどのように絡み合い、この社会の不平等な構造を作っているのかを探ります。この講座で得た学びを、自分自身の装いや身体の実践に引きつけて考えることで、不平等や差別をなくしていくための、具体的な一歩をそれぞれが見つけていくことを目指します。
2025年11月29日(土)
19:00~21:00
北区、 不特定
会場とオンライン併用のハイブリッド開催(後から配信あり)
どなたでもご参加いただけます。
https://fashion-femi.peatix.com/
■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
▽全6回通し券
・一般 11,300円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 9,500円(税込)
*寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(https://femizemi.org/donate/tokuten/)
カマボールは、2021、23年に大阪・釜ヶ崎にて開催された「なりたいじぶんになる」をテーマとするイベントであり、1980年代にNYで花開いたクィア・オブ・カラーによるボールルーム・カルチャーの精神にならいつつ、いま釜ヶ崎という地でなにができるかを現地の人々と考え、性別や性的指向を問わず、異性装に限らない、それぞれのなりたい姿を参加者が追求しました。アイデンティティの政治とは異なる、生をささえあう知恵としての表現活動とファッションについて考えます。
国内外のジャワガムランによる伝統音楽と新作公演に出演。現在は、民衆のうたや詩などの共同創作、音楽・舞踊・即興表現をおこなう。また、大阪大学にて、さまざまなひとびとがつながるための新しい大学・大学院教育のカリキュラムづくり、臨床哲学、対話、こどもの哲学、フェミニズム哲学、マイノリティ・スタディーズ、身体・音楽表現などの教育研究にとりくむ。著書『哲学カフェのつくりかた』『こどものてつがく』(共編著)ほか、アートミーツケア叢書を監修。
第1回 11月16日(日)18:00~20:00 河野夏生さん「脱毛プロパガンダ~表象から読み解く日本の脱毛文化~」
第2回 11月29日(土)19:00~21:00 ほんまなほさん「ボールルーム・カルチャーとファッション:大阪・釜ヶ崎での実験から」
第3回 12月14日(日)19:00~21:00 谷本奈穂さん「美容整形の動機に見るジェンダー」※完全オンライン開催
第4回 2026年1月10日(土)18:00~20:00 西倉実季さん「美的労働(aesthetic labour)から見る職場のルッキズム」
第5回 2026年1月24日(土)18:00~20:00 石田依子さん「刻まれる沈黙――『海の沈黙』における海・身体・制度の交錯」
第6回 2026年2月14日(土)18:00~20:00 梁・永山聡子さん「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」
ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室
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申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540