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イベント・講座

【一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ】
谷本奈穂さん「美容整形の動機に見るジェンダー」/ファッションで描く社会〜装い・お手入れ・自分らしさ

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 午後6時以降可
  • 自宅でできる
掲載期限 : 2025年12月15日(月)
 

ID:55568
キーワード:
ジェンダーファッション整形美容
活動テーマ:
外国人・多文化共生 、 LGBT・セクシュアルマイノリティ 、 マイノリティ・さまざまな人への支援
団体名:
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ

趣旨

単に知識を得るだけではありません。ファッションや身体に関する様々な研究と実践を通して、身体、経済、ジェンダー、民族、階級、障害がどのように絡み合い、この社会の不平等な構造を作っているのかを探ります。この講座で得た学びを、自分自身の装いや身体の実践に引きつけて考えることで、不平等や差別をなくしていくための、具体的な一歩をそれぞれが見つけていくことを目指します。

主要項目

開催日

2025年12月14日(日)


19:00~21:00

場所

完全オンライン開催(Zoom)

対象

どなたでもご参加いただけます。

申込み方法・備考

https://fashion-femi.peatix.com/
■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
▽全6回通し券
・一般 11,300円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 9,500円(税込)

*寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(https://femizemi.org/donate/tokuten/

内容

講座概要

現代の日本では、美容整形への希望者は増え、実践者も増えています。私は、2003年から現在にいたるまで、美容整形に関するアンケート調査(8回、計1万3750名)と、医師・クライアントへのインタビュー(61名)を継続的に行ってきました。その内容を一部ですが(全部はとても無理なので)お話しようと考えています。今回は、これまでの美容整形に対する誤解、美容整形への動機を中心に、ジェンダー差についてみていきます。美容整形の是非ではなく、美容整形という現象を通して見えてくる社会の断面を、皆さんと一緒に考えていければ幸いです。

講師プロフィール/谷本奈穂さん

大阪大学人間科学部卒業。同大学院修士・博士課程修了。博士(人間科学)。現在、関西大学総合情報学部教授。単著に『恋愛の社会学』(2008、青弓社)、『美容整形と化粧の社会学』(2008、新曜社)、『美容整形というコミュニケーション』(2018、花伝社)、共編著に『博覧の世紀』(福間良明・難波功士、2009、梓出版社)、『メディア文化を社会学する』(高井昌吏、2009、世界思想社)、『身体化するメディア/メディア化する身体』(西山哲郎、2018、風塵社)、『きれいはいまもゆれている』(飯塚理恵、2025、晃洋書房)。

各回日程/テーマ

第1回 11月16日(日)18:00~20:00 河野夏生さん「脱毛プロパガンダ~表象から読み解く日本の脱毛文化~」

第2回 11月29日(土)19:00~21:00 ほんまなほさん「ボールルーム・カルチャーとファッション:大阪・釜ヶ崎での実験から」

第3回 12月14日(日)19:00~21:00 谷本奈穂さん「美容整形の動機に見るジェンダー」※完全オンライン開催

第4回 2026年1月10日(土)18:00~20:00 西倉実季さん「美的労働(aesthetic labour)から見る職場のルッキズム」

第5回 2026年1月24日(土)18:00~20:00 石田依子さん「刻まれる沈黙――『海の沈黙』における海・身体・制度の交錯」

第6回 2026年2月14日(土)18:00~20:00 梁・永山聡子さん「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」

この情報に関するお問い合わせ

ふぇみ・ゼミ事務所:〒115-0044 北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403号室


メール:femizemi2017@gmail.com


HPアドレス   https://femizemi.org/

申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540

団体紹介
団体名称 : 一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ
ふぇみ・ゼミは、2017年、受講者を若い世代に限定したフェミニズム自主講座の開催からはじまりました。
現在では若い世代向けの講座に加えて、全年齢向けのフェミニズム講座、調査研究なども実施しています。その際に常に大事にしているのが、インターセクショナリティの視点(差別の交差性;複数の差別の重なりや交わりを見る視点)を取り入れることです。18歳~20代を対象(ジェンダースタディーズ初学者のみ30代も受講可)の「ふぇみ・ゼミU30」通年開講。それ以外の講座の参加対象に年齢制限はありません。多くの講座はオンラインでご参加いただけます。気になる方は、ぜひイベントページをチェックしてみてください!